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堺・泉北ベイエリア新産業創生協議会のご紹介
堺泉北臨海工業地帯は昭和31年(注1)から47年(注2)にかけて旧大阪府企業局が堺・高石・泉大津市の沿岸部を埋立て造成した約1,700万平方メートルの人工島に石油化学産業・鉄鋼・機械工業・物流・電気など約240社の事業所(H26)が集積した臨海コンビナートです。
堺泉北臨海コンビナートの概要 堺泉北臨海コンビナートの概要(ワード:848KB)・堺泉北臨海コンビナートの概要(PDF:345KB)
堺・泉北ベイエリア新産業創生協議会は、堺・泉北臨海コンビナート内の石油化学系企業等8社と大阪府、堺市、高石市の地方行政により設立され、経済発展を支える新産業の創生を目指し、企業間連携、産学連携の推進、人材育成、情報発信などに取り組んでいます。
数字で見る意外な堺・泉北ベイエリア(JPG:240KB)
(注1)堺2区用地買収着手(注2)泉北1-2区竣工認可
構成メンバー
- UBE(ユービーイー)株式会社
- Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社
- 関西電力株式会社
- コスモ石油株式会社
- DIC(ディーアイシー)株式会社
- ENEOS(エネオス)株式会社
- 日本酢ビ・ポバール株式会社
- 三井化学株式会社
- 大阪府、堺市、高石市
- 経済産業省 近畿経済産業局(オブザーバー)
沿革
- 平成16年11月 堺・泉北臨海企業連絡会 発足
- 平成18年11月 堺・泉北ベイエリア新産業創生協議会 発足
主な取組
構成メンバーが協力して以下のような事業を行っています。
- 地域連携事業
工場見学ツアー、出前教室、地域清掃活動 他 - 情報発信事業
PRカレンダーの作成配布 他 - 産学連携事業
大阪府立大学が開発した苔マットを工場緑化に活用するための塩害耐久性実証試験 他 - コンビナート競争力強化事業
地震津波防災や成長産業分野等に関する共同調査 他 - その他
石油化学工業とは
日本の化学工業(広義)は、
- 製造品出荷額約40兆円で、自動車などの輸送用機器の約50兆円に次ぐ国内製造業中第2位
- 従業員数86万人で、国内製造業中第3位の
わが国の主要産業です。
大阪府における化学工業の従業員数は30,679人で全国第1位、製造品出荷額は2兆481億円で全国第2位を占めています。(平成24年経済センサス)
石油・化学工業の製品は都市ガスやガソリンなどの燃料だけでなく、化学薬品、樹脂、繊維、機能材料等、極めて多岐に渡っており、具体的なイメージがつかみ難いですが、机上の物品や身につけている衣服をはじめ、身の回りのほとんどの物品が合成繊維・樹脂などの石油化学製品との組み合わせで出来ているといっても過言ではありません。
さらに紙オムツに使われる高吸水性樹脂や洗剤・塗料・殺虫剤などの化学製品はもちろん、アスピリンの商品名で知られるアセチルサリチル酸などの医薬品も石油・化学工業の最終製品のひとつです。
このように大阪の石油・化学工業は、大阪のみならず、わが国の産業の根幹を支えるとともに、わが国の産業を牽引しています。
問い合わせ先
- 大阪府 商工労働部 成長産業振興室 国際ビジネス・スタートアップ支援課 スタートアップ拠点形成グループ
〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16
電話: 06-6210-9482 - 堺市 産業振興局 産業戦略部 イノベーション投資促進室
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3-1
電話: 072-228-7629 - 高石市 政策推進部 経済課
〒592-8585 高石市加茂4-1-1
電話: 072-265-1001 - 三井化学(株) 大阪工場 管理部
〒592-8501 高石市高砂1-6
電話: 072-268-3508