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平成11年度 第2回建設事業再評価委員会の概要
日時:平成11年7月28日(水曜日) 午後4時から午後7時30分まで
場所:大阪国際交流センター2階CD会議室
出席委員:齋藤委員長、岩井委員、岡田委員、柏原委員、川上委員、藤本委員、増田委員、三野委員
1.府民からの意見について
府民から寄せられた意見について、事務局から報告を行った。(意見の概要 (PDF:100KB))
これに対する府の見解は、検討のうえ次回委員会において説明することとなった。
2.審議対象事業についての説明および審議
審議対象の全事業について、専門部会での議論を踏まえながら、再評価調書等を事務局から説明した後、審議した。
- ダム 槇尾川ダム
- 砂防 檜尾川、尺治川、黒栂谷
- 河川 東槇尾川、田尻川
- 道路 美原太子線〔南阪奈道路〕、国道166号〔南阪奈道路〕
- 街路 千里丘三島線
- 公園 寝屋川公園
- ため池 久米田池地区、泉南地区、熊取地区
【主な意見】
- 「事業効果の評価」については、「具体的な効果等」の欄にプラス面、マイナス面を定性的に記載すべきでないか。
- 「事業の流れ」については、事業規模による工期への影響について整理すべきでないか。また、モデル化に際しての前提条件を明確にしておくべきではないか。
- 事業採択前の調査については、調査と採択後の事業との関係を府民にわかりやすく説明できないか。
- 檜尾川砂防ダムについては、住民に周知したうえで、どのような反応があったかを把握できないか。
- 槇尾川ダムについては、ダム事業による治水対策に対する技術面での見解を異にする住民とのやりとりをできるだけ公表していくべきではないか。
- 槇尾川ダムについては、環境と安全・安心に対する価値観が災害時に直接影響を受ける住民とその他の住民とで異なっていることが論点ではないか。
- 自然環境については、地球レベルで考えなければならないことであり、地元住民だけでなく、災害時に直接影響を受けない住民の意見も尊重すべきでないか。
- 槇尾川ダムが環境アセスメントの対象か否かを再評価調書に明示すべきである。また、現在までに行われた調査を今後評価し、必要な対策について検討していくべきではないか。