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更新日:2024年12月20日

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統計だより

統計だよりについて

統計だよりは、大阪府と府内市町村の登録調査員の方を対象に毎年発行している統計調査員向け広報誌です。今後の調査活動にご活用ください。

令和6年度統計だよりNo.122

PDF版

令和6年度統計だよりPDF版No.122(PDF:1,630KB)

目次

大阪府の調査結果概要

令和5年住宅・土地統計調査

令和5年住宅・土地統計調査の大阪府の結果ページ(別ウィンドウで開きます)
※令和7年2月頃公表予定

2023年漁業センサス

漁業経営体数

漁業経営体数…39減少
個人経営体は減少、団体経営体は増加

個人・団体別漁業経営体数の推移

漁業就業者数の構成比

50~59歳が24.1%で最多、次いで70歳以上が19.5%

年齢階層別漁業就業者の構成比の推移


2023年漁業センサスの大阪府の結果(速報)ページ(別ウィンドウで開きます)

叙勲・褒章受章者

永年にわたり統計調査員として従事し、調査実施に多大な貢献をされた次の方々が受章されました。
誠におめでとうございます。

  • 春叙勲
    武津則夫、寺本清八、綱島榮子、森山明美、平松志津子
  • 春褒章
    林清子、片岡芳江
  • 秋叙勲
    水道知子、高木博子、濱田優子、岡本温子、林淑子

(注記)敬称略。機種依存文字及び外字は略字としています。

令和6年度大阪府統計功労者表彰式

統計調査の実施に多大な功績のあった統計調査員・指導員75名、30事業所が表彰されました。
誠におめでとうございます。

表彰式の様子

統計功労者の表彰のページ(別ウィンドウで開きます)

第65回(令和6年度)大阪府統計グラフコンクール

府民の皆様に統計グラフの作成を通じて、統計への理解と関心、親しみを深めていただくことを目的として、統計グラフを使った作品を毎年募集しています。
今回は916作品の応募があり、大阪府知事賞として特選6作品、入選3作品、佳作8作品を決定しました。

大阪府グラフコンクール入賞作品ページ(別ウィンドウで開きます)

令和7年度の調査員調査

世帯対象調査

統計調査名 所管省 調査期日及び周期 調査の地域
国勢調査※5年に一度 総務省 令和7年10月1日 大阪府全域
労働力調査 総務省 毎月末日現在(ただし12月は26日現在) 総務大臣の指定する調査区
家計調査 総務省 1期:1日~15日、2期:16日~月末日 大阪市・堺市・富田林市・枚方市・箕面市・東大阪市

事業所対象調査

統計調査名 所管省 調査期日及び周期 調査の地域
小売物価統計調査 総務省 毎月5日・12日・22日を含む週の水~金の3日間のうち1日 大阪市・堺市・豊中市・富田林市・枚方市・箕面市・東大阪市
毎月勤労統計調査
(全国調査・地方調査)
第二種事業所
厚生労働省 毎月(前月の最終給与締切日の翌日~当月の最終給与締切日) 厚生労働大臣の指定する調査区
毎月勤労統計調査
(特別調査)
厚生労働省 毎年7月末日現在 厚生労働大臣の指定する調査区

令和7年は国勢調査の年です!5年に一度、全員参加の統計調査が実施されます

国勢調査は、日本国内に住むすべての人(外国人含む)及び世帯を対象とする国の最も基本的で重要な統計調査です。
ぜひ、皆さんのお力を貸してください!

国勢調査2025キャンペーンサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

2025年農林業センサスがまもなく実施されます!(令和7年2月1日現在)

農林業の現状を知るための統計調査で、農林業を営むすべての世帯や法人を対象に5年ごとに実施しています。

農林業センサスキャンペーンサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

大阪府・市町村統計調査員募集中

大阪府統計調査員の登録受付中!

大阪府では、毎月実施「労働力調査」「家計調査」「小売物価統計調査」「毎月勤労統計調査」などの調査を行っています。登録要件をご確認いただき、まずは説明会へご参加ください。

大阪府統計調査員を募集しています!のページ(別ウィンドウで開きます)

市町村でも統計調査員を募集しています!

市町村では、国勢調査経済センサスなど、数年ごとに行われる大規模な統計調査に従事していただけます。従事する期間はおおむね数か月です。

市町村の募集ページ一覧(別ウィンドウで開きます)

調査活動を円滑に行うためのワンポイントアドバイス

オートロックマンションでの調査の正しい対応方法

  • 建物の出入り口(共用玄関)にはインターホンがあるので、世帯との連絡の取り方を確認しておきましょう。
  • インターホンで世帯の人と連絡を取った上で、共用玄関を開けてもらい、中に入ります。
ポイント

複数の世帯を連続訪問する必要がある場合は、初めに共用玄関のインターホンにより、後ほど訪問することを伝えておくなどの方法が有効です。
共用玄関のインターホンを使用せず、直接各戸のインターホンを使用してしまうと、不審者と誤認され、調査拒否されてしまう場合があります。

管理人のいるマンションの場合、必ず先に管理人に許可を取りましょう!

居住者への訪問方法の例

  1. 調査員は、居住者の部屋番号に連絡します。
  2. 居住者は、共用玄関のロックを解除します。
  3. 調査員は、訪問先の住戸まで行きます。
  4. 調査員は、住戸玄関で居住者と応対します。

出典:令和6年度都道府県別登録調査員研修資料(総務省政策統括官(統計制度担当))

調査票情報の適正管理に努めましょう

こんな事例に注意してください!

  • 強風で手に持っていた書類が飛ばされた
    書類は使うとき以外はカバンに入れましょう!
  • 書類を片付けずにおいており、家族に捨てられた
    家族の目につかないところに厳重に保管しましょう!
  • 誤って他人が記入した調査票を配布してしまった
    渡す前にもう一度よく確認しましょう!

登録調査員に体験談をお伺いしました

今回ご回答いただいたのは

  • 市町村統計調査員Sさん(昭和60年~)
  • 府統計調査員(労働力調査員)Kさん(平成14年~)

01統計調査員になったきっかけ

Sさん:市の広報誌の登録調査員の募集記事を見て、短期間で時間的に自由が利くならできるかもと思い登録しました。調査日時を調整しながら、子どもを実家に預けて調査をしました。

Kさん:市職員に「国勢調査の調査員をしないか」と声をかけられたことがきっかけで登録しました。調査期間は、子どもを夫にみてもらったり、近所の方に短時間みてもらったりしていました。

02はじめて調査をしたときの感想

Sさん:説明会に参加してわかった気になって準備もほどほどに調査に出かけていました。調査票を調査番号順のまま持って行って、地図を見て調査世帯の番号を確認して探して…と、行ったり来たりしていました。わからないことは、市役所に電話すると的確にアドバイスをいただけました。

Kさん:「調査の手引き」を何度も読み、書類を見直してから調査に行っていました。調査員証を首からかけると固まるくらい緊張していたことを覚えています。最初のころから調査員証や書類の紛失をしないように気を付けていました。わからないときは手引きをよく読み、担当の職員に確認するようにしました。

03調査活動の前に気をつけていることや、いつもしていること

Sさん、Kさん:自宅での準備に時間をかけます。調査に行く前に、回る順番を決めて、その順に書類を並べて準備しています。地図には調査対象にマーカーでしるしを入れたり、まわる順番を矢印で記入したりしています。実際に調査に出てからは、地図のしるしどおりにまわり、事前に決めた順番どおりにしか行かないと決めています。

04訪問時や調査票を配布する際に気をつけていること

Sさん:

  1. 調査員としての身だしなみに気を付けます。マスクをしているときは、怪しい人物に見えないように、帽子をとってからインターホンを鳴らすようにしています。
  2. 訪問宅でインターホンを鳴らす前に、配布物の準備、間違いがないかのチェックをします。
  3. 訪問時には、不審に思われないようにまず名札を見せて名乗ります。
  4. 移動時に名簿が風で飛ばされることのないよう、バラバラで持たずまとめてホチキスし、クリップボードに挟んで下側も山形クリップなどで挟んでいます。
  5. 暑さ対策寒さ対策に気を付けています。

Kさん:

  1. 第一印象は大事だと思いますので、清潔感をもち、服装も華美にならないようにしています。
  2. 労働力調査の調査票には世帯ごとに符号が割り当てられているので、世帯の方に調査票をお渡しする前に、名前ではなく符号を再度名簿と照らし合わせ、間違いがないか確認したうえでお渡しするようにしています。
  3. 高齢世帯への訪問と、現役世代で通勤されている世帯への訪問は、同じ日でも時間をわけて訪問しています。
  4. 高齢の方にはより丁寧な対応を心掛けています。鉛筆の字が細くて見えにくいことが多いので、黒の少し太めの水性マーカーで大きめの字を書いて説明しています。

05今日まで調査員を続けてこられた秘訣

Sさん:高齢の方で「こんな調査、難しくて回答できない」と仰った方に、時間をかけて説明し「書いてくれてありがとう」と感謝されると、うれしい気持ちになります。あと、拘束時間が決まっておらず、自分のペースで仕事ができるという部分が大きく、副業という意味でも、普段の仕事と両立できたことが長く続けられたことにつながりました。

Kさん:高齢の方や不審がられた方が、笑顔でお話をしてくださったり、たまに、「気をつけて帰ってね」とやさしいお声をいただいたり、次の訪問を待っていてくださったりすると本当にうれしいです。また全然知らない土地に行くので、新しい発見があり、調査期間が終わってからここにご飯食べにこよう、と楽しんでできることも、長く続けることができた理由です。

ご回答いただきありがとうございました。
(令和6年度都道府県別登録調査員研修の「先輩調査員の体験談」を編集)

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