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緊急事態応急対策等拠点施設(オフサイトセンター)
原子力災害発生時において、国、大阪府、関係市町等、原子力事業者、関係指定公共機関等の関係機関が参集し、情報を共有しながら、連携のとれた応急措置(事故の状況把握、住民の安全の確保、被ばく者に対する医療措置、避難住民に対する支援等)を実施するための拠点施設として、大阪府は以下のオフサイトセンターを整備しました。
オフサイトセンター名 | 所 在 地 | 延床面積 |
大阪府熊取オフサイトセンター | 熊取町朝代西2丁目1010-1 | 1,022.98平方メートル |
大阪府東大阪オフサイトセンター | 東大阪市新上小阪1-3 | 829.71平方メートル |
オフサイトセンターの役割・機能
【平常時の役割】
オフサイトセンターには、平常時から原子力災害に備えるとともに、施設の安全な運用を確認するため、原子力規制庁の職員(原子力防災専門官、原子力保安検査官)が常駐しています。
【原子力災害発生時の役割・機能】
原子力事業者は、通常時よりも高い放射線が検出された場合や、原子力施設に異常事象が発生した場合には、直ちに国や地方自治体へ通報するよう義務付けられています。
原子力災害対策特別措置法第10条通報を受信した時、国、大阪府、関係市町等、原子力事業者等の関係機関が迅速な情報収集、連絡調整を行い、原子力災害対策を実施するための拠点となります。
原子力災害対策特別措置法第15条通報を受信した時、国、大阪府、関係市町の各原子力災害現地対策本部等が一堂に会する「原子力災害合同対策協議会」が組織され、放射線班、医療班、住民安全班等の各機能班が連携して原子力災害対策を実施するための拠点となります(下図参照)。