南河内のため池>南河内のため池紹介します>寺ヶ池
河内長野市最大の寺ケ池は、深いことでも知られ干ばつのひどい年でも池底を見せたことのないため池として有名で、滝畑ダム下流の石川から8キロメートルにもおよび長い水路を利用して水をたくわえています。
現代のような測量機器や建設機械もない時代に、いったいどのようにして水路をつくったのでしょうか。伝えられているところでは、夜になると水路予定地にちょうちんをたて、遠くから眺め、その高低差を測って掘り進んだと言うことです。池の完成で米の生産量は一気に百倍になったといわれています。 静かに、なみなみと水をたたえる池を前にすると、16年の歳月をかけ、のべ4万人の人々の力によって完成させた当時の苦労がしのばれます。 現在、寺ケ池の周辺は住宅地が広がり、寺ケ池公園の一部として季節ごとに美しい水辺の風景を生み出し、訪れる人の心を和ませてくれます。 | |
本堤 | 本堤から池面を望む |
南堤から池面を望む | 改修の碑 |
ため池防災テレメーター | 余水吐 |
〈寺ケ池 諸元〉 | |
南側の副堤 |
このページの作成所属
環境農林水産部 南河内農と緑の総合事務所 耕地課
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