大阪府庁舎別館耐震改修工事の概要

更新日:2014年12月22日

 大阪府庁舎別館は平成7年度、災害時に大阪府の災害対策本部を設置し、災害対策の指揮命令を行う拠点施設として位置づけられており、別館の耐震診断を行い、耐震性能を高める工事を行いました。

  工事期間 平成10年6月から平成13年3月まで

耐震改修工事の主要な工事項目は以下の1から5までとなっています。

1.壁の鋼板補強

壁の鋼板補強図です壁の鋼板補強写真です

 

2.柱の鋼板補強

柱の鋼板補強図です柱の鋼板補強写真です

 
3.制震装置の組み込み

制震装置図です

   制震装置写真です

 オイルダンパー作動原理

 オイルダンパーの作動原理です

4.電算室床の免震化

電算室のコンピューターが地震による障害を受けないよう、横揺れを吸収・緩和する免震床を設置しました。  写真中央の重なった金属プレートが地震時にスライドし、取付けられているバネが揺れを吸収します。

免震装置の写真です


建物概要

大阪府庁舎別館

所在地

大阪市中央区大手前3丁目2−12

建築面積

約2,700平方メートル

延床面積

約29,500平方メートル

階 数

地上8階、地下3階、塔屋3階

建物高さ

約31メートル

構 造

鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造

建設年月

昭和39年7月

別館補強図面です

              別館耐震補強図

このページの作成所属
都市整備部 住宅建築局公共建築室計画課 耐震・保全グループ

ここまで本文です。