企業や健康保険組合等が実施する「職域におけるがん検診」は法律での定めがなく、多くの場合、企業や保険者の福利厚生の一環として任意に実施されています。
大阪府の「第3期がん対策推進計画」では科学的根拠に基づくがん検診が実施され、実態把握できるよう国や保険者等と連携して取り組む必要があるとされ、また、平成30年3月には国において職域におけるがん検診を推進することを目的に「職域におけるがん検診に関するマニュアル」も示されました。
これらを受け大阪府では、職域マニュアルに基づく精度管理されたがん検診を推進するため、令和2年度から3年度にかけ、検診機関や実施主体である企業や保険者への実態調査アンケートを実施し、その結果をもとに令和4年度に啓発資材を作成しました。
企業の経営者さまや健康管理担当者の方を始めとして、各市町村の研修等においてもご活用ください。
令和4年度に作成した啓発資材をご紹介します。
○経営者にこそ知って欲しい「がん検診の5つのこと」 (画像をクリックするとダウンロードできます)
○職域におけるがん検診ハンドブック (画像をクリックするとダウンロードできます)
○ハンドブックを基にした動画もございます! (画像をクリックするとYouTubeからご覧いただけます)
この度、がん検診に積極的に取り組んでいる府内の中小企業に取材を行い、その取組みをまとめました。
下記のリンクから、ぜひご覧ください!
・一般社団法人エル・チャレンジへのインタビューはこちら
・株式会社八代塗装へのインタビューはこちら
※インタビューは順次公開予定です
〇がん対策推進企業アクション(厚生労働省委託事業)について
2009年度にスタートした「がん対策推進企業アクション」は、企業・団体とともに国の掲げるがん検診受診率60%の引き上げと、がんになっても働き続けられる社会の構築を目指した国家プロジェクトです。
現在、約5,000の企業・団体が推進パートナーとして登録しており(2023年3月末現在)、推進パートナーにはがん対策の最新情報や啓発ツールを無料で提供しています。
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このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 生活習慣病・がん対策グループ
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