転職経験者インタビュー(警察行政)

更新日:2024年3月15日

警察行政 警察署 会計課 2020年入庁

大阪府への転職理由

入庁前は、旅行会社でお客様へ旅行プランを提案していました。「お客様の理想の旅を一緒に作りたい」との思いで働いていたのですが、いつしか売上やノルマを追いかけることが仕事の目的になってしまっていると感じ、転職を決意。「お客様に本質的に寄り添えるサービス業」を軸に転職活動を始めました。

本質的なサービス業とは?と考えたときに出た答えが、非営利団体で働くということ。自分や組織の利益ではなく、お客様(府民)の気持ちを一番大切にできる仕事は、行政職しかないと思いました。中でも警察行政職は、警察署の会計課において、交番や警察署に届けられた落とし物・探し物を持ち主のもとにお返しする仕事等を行っていることを知り、ここなら利益を追いかけるのではなく、府民の困りごとに寄り添えると思い、試験を受けることを決めました。

仕事のやりがい・入庁してよかったこと

昨年までは、警察署の会計課で車の修繕等の手続きや、修繕等に係る予算の管理に関する業務を担当していました。

現在は、届けられた落とし物の管理や受付業務を行っています。具体的には、届けられた落とし物が、「いつ・どこで・誰に拾われたのか」を確認し、持ち主のもとにお返しできるように連絡をする業務を担っています。多くの持ち主の方は「やっと見つかって良かった」「ずっと探していたんです!ありがとうございます」と、笑顔を見せてくださいます。

民間企業と比べると、厳重なチェックを行うため、業務のスピード感に違いを感じることもありましたが、その重要性は理解しており、特に戸惑うことはありませんでした。また、業務によって役割は様々ですが、どこにいても、毎日「誰かの役に立っている」と、大きなやりがいと誇りを感じることができます。

転職したからこそ分かる「大阪府」

公務員は堅いというイメージがありましたが、全くそんなことはありませんでした。特に、私が所属する警察署の会計課には20代〜30代の女性が多く、休憩時間に世間話をしたり、共通の話題で盛り上がったりと、和気あいあいとした雰囲気です。前職は男性が多い組織でしたので、良い意味でギャップを感じられました。

異動のタイミングは年に2回あります。当然、配置先によって担う業務が異なるため新しく覚えなければならないこともありますが、分からないことがあったときには前任の方にすぐに確認することができます。また、助け合いの風土が根付いているため、「忙しそうで聞きにくい…」「先輩ばかりで話しかけづらい」といったこともあまり起こりません。新しく入庁した方でも、すぐに馴染んでいただけると思います。


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※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです

このページの作成所属
人事委員会事務局 人事委員会事務局任用審査課 任用グループ

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