転職経験者インタビュー(農業工学)

更新日:2024年3月4日

農業工学 金綱 舞 環境農林水産部 農政室 整備課 2018年入庁

大阪府への転職理由

前職は大阪府外の民間企業で農業土木に携わる仕事をしていましたが、結婚を機に大阪府へ転居することになったためです。
転職先を検討する中で、大阪府は「農業工学職」という、いわゆる農業土木を専門とした職種があり、興味を持ちました。
さらに、大阪府では農業に必要な基盤整備はもちろんのこと、農業・農村のもつ魅力や可能性を引き出すための様々な取組みを行っていることを知り、「前職での経験を生かしながら、大阪農業の発展と振興の一助になりたい」と考え、入庁を決めました。
また、ワークライフバランスの観点では、福利厚生が整っていることや、出先事務所に配属となった場合でも、転居することなく通勤可能であることも大きな魅力でした。

仕事のやりがい・入庁してよかったこと

入庁時に配属された南河内農と緑の総合事務所では、補助金の交付事務やため池改修のための測量・設計業務、ため池の耐震性診断に関する業務に携わりました。
民間企業時代は、業務の中で対外調整に時間を要することは少なかった印象です。一方、公務員として業務を遂行していくためには、庁内外の様々な関係者との調整・合意形成が必要なため、コミュニケーションの重要性を深く感じました。
ため池の耐震性診断の業務では、池の管理者の方や市町村との調整で苦労したこともありましたが、地元農家の方から「診断してもらって安心だ」との声をもらい、自身が行う業務が、ため池下流の府民の方の命や生活を守ることに繋がるのだと実感しました。

転職したからこそ分かる「大阪府」

行政として「よりよい府民サービスを提供する」という理念のもと、男女や職階を問わず議論できるような風通しのよさがあると思います。
前例踏襲が必要な場面もありますが、そのような中でも個人の裁量は意外と大きく、自身で工夫しながら主体的に業務を進めることができます。
また、若手職員の意見も積極的にとりあげてくれる風潮があると感じています。
そのほか、業務量には波があるものの、うまく調整することで年次休暇も取得しやすいですし、産休・育休についても周囲の理解があります。
在宅勤務やフレックスの活用も進んでいるので、ライフステージや家庭環境等にあわせて柔軟な働き方ができる職場だと思います。
私自身、産休・育休の取得を経て、現在は部分休業と在宅勤務を活用しながら、仕事と子育ての両立に奮闘しています。

大阪府で働くことを考えている方へメッセージ

 大阪府の採用試験は一般的な公務員試験ではないため、民間企業への転職活動と同じように対策し、チャレンジすることができます。
同僚の中には民間企業出身者や、異業種からの転職者もいます。農業工学職は専門職ではありますが、業務内容は多岐にわたるので、今、農業土木以外の仕事に従事していたとしても、その経験が役に立つときが必ずくると思います。ぜひ一度チャレンジしていただければと思います。

配属歴

2018年4月 南河内農と緑の総合事務所
2021年4月 環境農林水産部 農政室 整備課


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※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです

このページの作成所属
人事委員会事務局 人事委員会事務局任用審査課 任用グループ

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