3月は自殺対策強化月間です。
大阪府では、24時間電話相談窓口の開設により相談支援体制を拡充するとともに、ポスターコンテスト入賞作品や動画による相談の呼びかけなどの啓発を集中的に行います。
令和6年の大阪府の自殺者数は、暫定値で1,279人と、1日に約4人の方が自殺で亡くなられるという深刻な状況です。小中高生をはじめとする若年層の自殺者数は平成30年より増加傾向にあります。
悩みを抱えてお困りのとき、生きることがつらく感じられるときは、ひとりで悩まず専門機関にご相談ください。また、身近な人の悩みに気づいたら話を聴いて寄り添い、見守りながら、必要に応じて相談窓口を紹介してください。
1.相談窓口
(1)24時間電話相談窓口
「こころの健康相談統一ダイヤル」(全国統一)
電話番号:
※一部の電話やIP電話などからは接続できません。
開設時間:3月1日(土曜日)9時30分から3月31日(月曜日)17時まで
(2)その他の電話相談窓口(相談日時をご確認ください)
電話番号:06-6607-8814 月曜日から金曜日(祝日、年末年始除く)/9時30分から17時
※水曜日は若者専用電話相談(わかぼちダイヤル)として実施しています。
電話番号:06-6923-0936 月曜日から金曜日(祝日、年末年始除く)/9時30分から17時
電話番号:072-243-5500 月曜日から金曜日(祝日、年末年始除く)/9時から12時、12時45分から17時
(3)若者向けSNS相談
対象:府内大学・短期大学・専修学生、妊産婦
相談日:水曜日・土曜日・日曜日 /17時30分から22時30分(最終受付22時)
相談は、「大阪こころナビ」のページからアクセスしてください。
※上記窓口のほか、年齢・性別を問わず、チャット等による相談ができる窓口も実施しています。詳しくは「大阪こころナビ」をご覧ください。
(外部サイトへリンク)
2.ポスター、動画等による啓発
(1)「大阪府こころのSOSポスターコンテスト」入賞作品による啓発
大阪府では、つらい時や苦しい時はひとりで悩まず、助けを求めることの大切さを啓発するポスターコンテストを実施しており、昨年12月に今年度の最優秀賞1作品、優秀賞3作品を決定しました。
このたび自殺対策強化月間にあわせて最優秀作品をもとにポスターを作成し、府内大学・市町村等の関係機関に配布しています。また、西日本旅客鉄道株式会社と連携し、駅構内に掲示します。
詳しくは、大阪府ホームページ「大阪府こころのSOSポスターコンテスト選考結果」をご覧ください。
【最優秀作品】

(2)啓発動画の配信
若年層の自殺対策として、「悩みや不安を抱えて困っている時には、気軽に相談できる場所ある」ことを啓発する動画をSNS(X、TikTok、LINE)で配信しています。

なお、動画は「【大阪府地域保健課】大切なのは小さな変化にきづくこと、そっと寄り添うこと。」のページ(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。
(3)自殺対策強化月間に関連した府内の取り組み
自殺対策強化月間中は、大阪府内各市町村においても広報誌やデジタルサイネージでの啓発等の取り組みが行われます。詳しくは、大阪府ホームページ「大阪府の自殺対策について」をご覧ください。
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