大阪府では、蚊やマダニを含む動物由来感染症の予防啓発に取り組んでいます。
気温が上がり暖かくなると、人間と同じように虫たちも活動を活発化させます。虫の中には蚊やマダニなど感染症を媒介する虫がいます。特に、蚊媒介感染症の多くは、海外から国内に持ち込まれており、今年は、大阪・関西万博が開催されていることから、海外からも多くの観光客が大阪を訪れると見込まれ、例年にも増して、感染対策が必要です。
今般、予防啓発活動の一環として大阪府と公民包括連携協定を締結しているアース製薬株式会社が開催するセミナーにおいて、蚊・マダニ媒介感染症の啓発ブースを出展しますので、お知らせします。啓発ブースでは、蚊やマダニ媒介感染症の予防策や刺された場合の対応などの展示や啓発物品の配布を行います。
また、セミナーでは、知っておくと得をする蚊やダニに関する講演やクイズ形式で虫ケアの理解を深めるトークも行われますので、是非、会場にお越しください。
【セミナーの概要】
1 セミナー名:「アース虫ケアセミナー2025×虫ケアのサバイバル」
2 日 時:令和7年5月18日(日曜日)13時00分から15時00分(開場12時00分)
3 会 場:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1丁目1番27号)
4 内 容(一部変更の可能性があります):
<第1部> 演題:「知って得する蚊とダニの話」
講師 近畿中央病院 皮膚科部長 夏秋 優 氏
<第2部> トーク&クイズ 虫ケアのサバイバル 「科学漫画サバイバル」のジオが登場!
5 募 集:イベント会場に600名(無料)
※参加には、事前申込が必要です。詳細は、関連リンク「特設サイト(アース虫ケアセミナー2025)」をご参照ください。
 
【大阪府のブースの内容】
・蚊・マダニ媒介感染症予防の啓発にかかる展示とパンフレットの配布
・大阪府職員による蚊・マダニ媒介感染症予防にかかる相談対応
※大阪府広報担当副知事もずやんも登場します。
【蚊やマダニ媒介感染症について】
(1)蚊やマダニ媒介の感染症
蚊:ウエストナイル熱、デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、日本脳炎 等
マダニ:SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、日本紅斑熱 等
(2)日本における2024年に発生した患者数(デング熱、日本紅斑熱)

(データ引用:国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)
(3)予防策
「肌を露出しない服装」や「適切な虫よけ剤の使用」などの虫ケアによって予防することができます。詳しくは、関連リンクの大阪府ホームページ「蚊媒介感染症に注意しましょう!」及び「マダニ等による感染症に注意しましょう!」をご参照ください。
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