■イノシシを刺激しない
イノシシを見かけても、刺激を与えず、興奮させないことが大切です。近づいたり、棒などを使って追い回したり、石を投げたりすると、イノシシが興奮し人に危害を加える可能性がありますので、そのような行為はおやめください。
■ゆっくりと後ずさり
イノシシがこちらに気づいていない、イノシシとの距離が十分ある場合、静かにその場を立ち去りましょう。
もし、イノシシが近づいてきても、あわてずにゆっくりと後ずさりして離れましょう。また、建物や車などに入ったり、物崖に身を隠す、木に登るなどして、安全を確保しましょう。(急に動くと、イノシシが驚いて、思わぬ事故につながります。)なお、犬を連れていると、猟犬と勘違いして襲ってくる場合があります。イノシシが向かってきたときは犬を放すなど、十分に注意してください。
お子様の行動には特に注意が必要です。近づいたり、からかったりしないように、ご家庭などで十分ご注意ください。
■人間の存在を知らせる工夫をしましょう
(1)音で知らせる(鈴をつけるなど)
(2)夜などに外出するときは光で知らせる(懐中電灯など)
■絶対にエサを与えない
(1)餌付けをしない
イノシシの子供(ウリ坊)でも、エサは絶対に与えないでください。人に慣れたイノシシが人身被害を引き起こすことがあります。
(2)イノシシのエサ場をつくらない
家庭菜園や田畑の周りに野菜クズなどを放置しないでください。イノシシがエサ場として覚えてしまいます。
(3)ゴミ出しマナーの徹底
ゴミは収集日の朝に指定された場所に出しましょう。また、袋の口をきちんと結び、ゴミ散乱防止用ネットをかけるなど、ゴミ出しのマナーを守りましょう。
知らないうちに「餌付け」を行っている場合がありますので、再度点検し、イノシシを呼び寄せない環境づくりをしましょう。
(1)市街地に出没したイノシシの対策マニュアル(長崎県)(外部サイト)
長崎県が作成した市街地のイノシシ対策マニュアル(ページ中段に掲載)です。
(2)イノシシ防除マニュアル【行政担当者向け】(関西広域連合) [PDFファイル/4.64MB]
関西広域連合(外部サイト)が作成した行政担当者向けのイノシシ防除マニュアルです。
イノシシによる被害を受けないために、皆様のご協力をお願いします。
このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ
ここまで本文です。