大阪府オーサービジット事業(令和3年度)実施実績・報告
このページでは、大阪府オーサービジット事業(令和3年度)の実施実績や、参加した学校園による実施報告を紹介しています。
令和3年度より、府内学校園が独自でオーサービジット事業を実施できるよう作家登録制の仕組みを構築し、
多くの子どもにオーサービジット事業を通じて本の楽しさを伝えることとしています。
(令和3年度実績:府費実施校11校園、学校園経費実施校12校園)
実施実績(実施日順)
実施日 | 学校園名 | 講師名 |
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令和3年10月 4日(月曜日) | 堺市立上野芝小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年10月 5日(火曜日) | 認定こども園志紀保育園 | あおきひろえ 先生 |
令和3年10月 7日(木曜日) | 大阪市立北巽小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年10月 8日(金曜日) | 寝屋川市立点野小学校 | 中川洋典 先生 |
令和3年10月12日(火曜日) | 中振敬愛保育所 | ノーブスミー 先生 |
令和3年10月14日(木曜日) | 貝塚市立葛城小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年10月22日(金曜日) | 東大阪市立縄手北小学校 | よしおかアコ 先生 |
令和3年10月25日(月曜日) | 泉佐野市立はるかこども園 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年10月26日(火曜日) | さくらこども園 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年10月27日(水曜日) | 大阪府立千里青雲高等学校 | 竹井 史 先生 |
令和3年10月28日(木曜日) | 認定こども園金田幼稚園 | 桂 文我 先生 |
令和3年11月 2日(火曜日) | 大阪市立南田辺小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年11月 9日(火曜日) | 吹田市立古江台小学校 | くどうかずし 先生 |
令和3年11月16日(火曜日) | 摂津市立鳥飼西小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年11月19日(金曜日) | 取石南こども園 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年11月20日(土曜日) | プール学院中学校 | 前田まゆみ 先生 |
令和3年11月30日(火曜日) | 大阪市立北鶴橋小学校 | 柴山元彦 先生 |
令和3年12月 2日(木曜日) | 豊中市立南桜塚小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年12月 7日(火曜日) | 八尾市立用和小学校 | 神田桂一 先生 |
令和3年12月 8日(水曜日) | 豊中市立豊南西こども園 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年12月14日(火曜日) | 柏原市立堅上小学校 | 岡田よしたか 先生 |
令和3年12月16日(木曜日) | 東大阪市立意岐部小学校 | あおきひろえ 先生 |
令和4年 1月12日(水曜日) | 岸和田市立岸城中学校 | 岡田よしたか 先生 |
実施報告
実施日 | 令和3年10月4日(月曜日) |
学校園名 | 堺市立上野芝小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 作家の方と触れ合うことにより、より読書が好きな子どもに成長してほしい、絵本のおもしろさを理解できる感性の育成を考えたため。
<実施時の様子> 岡田先生の作品がさらに好きになって、教室にある絵本を読み返したり、新しく出版される本が読みたいと言っていた。 <事業実施後の様子> 一冊の絵本に5か月かかると聞いて、ページをじっくり見る子どもが出てきた。フライの衣がひとつひとつ描かれていたり、犬や猫がページの端で表情を変えていたりなど、細かなところに気づく児童が増えた。 |
実施日 | 令和3年10月5日(火曜日) |
学校園名 | 認定こども園 志紀保育園 |
講師名 | あおきひろえ 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 大好きな、あおきひろえ先生に来園して頂く機会だったため。
<実施時の様子> 「からあげ」をとても楽しく読んで頂いた。園児たちも1時間集中して楽しく参加することができた。是非、来年も来園して頂きたい。 <事業実施後の様子> ゆっくりと落ち着いた雰囲気で読書する習慣をつけることともに、もっと、いろんな本に出会う機会を作っていきたい。 |
実施日 | 令和3年10月7日(木曜日) |
学校園名 | 大阪市立北巽小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 担当者が岡田先生の絵本に興味があり、児童たちにも絵本の楽しさを味わってほしいと思ったため。
<実施時の様子> 児童たちにとって絵本作家に直接出会える経験は貴重で、読書への興味を持つ良い機会になった。 内容も児童によく合ったものだった。 事前に読み聞かせをたくさんしてしまっていたので、当日は作品に見慣れてしまっていた児童もいたのが残念だった。事前に読み聞かせが中心だと分かっていればよかった。 <事業実施後の様子> 今まで、あまりストーリー性のある本(絵本)を読まなかった児童も、読んでいる姿を見かけるようになった。 |
実施日 | 令和3年10月8日(金曜日) |
学校園名 | 寝屋川市立点野小学校 |
講師名 | 中川洋典 先生 |
主な内容 | 講義(本の製作に関する話)・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 絵本作家に出会い、子どもたちが刺激を受けてほしいと思ったため。
<実施時の様子> 実際に作家さんが描かれたものを見ることができたのが一番うれしかった様子。 もう少し「絵」に特化したものだと、子どもの興味と作家さんのお話しが合ったのではないかと感じた。 <事業実施後の様子> 比較的、絵本への興味関心が高まった。 |
実施日 | 令和3年10月14日(木曜日) |
学校園名 | 貝塚市立葛城小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 子どもたちに、本を身近に感じて親しんでほしいと思ったため。
<実施時の様子> 子どもたちはとても楽しく参加でき、本に興味を持った子も多かったので来て頂いてよかった。先に作品を送ったが、終わってからならもっと子ども達も意欲的に作品を作れたと思われる。 また、学校で読み聞かせ本を読んで頂いたので、教師は読み方の違いなどが面白かったが、子どもたちは新しい本の方が集中できていた。 <事業実施後の様子> 岡田先生の本にとても興味も持って読むようになった。 また、本を作るのにかかる期間についても話をして頂いたため、本を作るという仕事にも興味を持つ子もいた。 |
実施日 | 令和3年10月22日(金曜日) |
学校園名 | 東大阪市立縄手北小学校 |
講師名 | よしおかアコ 先生 |
主な内容 | ワークショップ |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 月に1回の全校集会での読み聞かせなど読書活動に力を入れている中、作家の方との出会いを、より一層児童が本に親しむ契機にしたいと考えたため。
<実施時の様子> よしおか先生のライブペイントに子どもたちは惹きつけられた。 ワークショップでは、よしおか先生の「いいやん」「すてきやん」「これの○○がいいね」などのお声がけのもと、子どもたちが自由に、のびのびと自己表現する様子が見られた。 <事業実施後の様子> 絵本に親しむ姿が、より一層みられるようになった。 |
実施日 | 令和3年10月25日(月曜日) |
学校園名 | 泉佐野市立はるかこども園 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 絵本作家の先生にお会いできる、またとない機会だったため。 普段の読み聞かせとは違う雰囲気の中で、絵本を楽しみたかったため。
<実施時の様子> 子どもたちの反応を見ながら読み聞かせしてくださったので、子どもたちが気付いたことについて発言したりしながら、絵本の世界を楽しむことができた。 <事業実施後の様子> 普段の読み聞かせも、より楽しめるようになった。 |
実施日 | 令和3年10月26日(火曜日) |
学校園名 | さくらこども園 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 乳幼児期は、絵本の読み聞かせをする大切な時期なので、実際に作家の方にお会いすることにより、より深く絵本に興味を持ってもらうため。 また、保護者の方にも、絵本を通して子どもたちとふれあいに繋がってほしいと思ったため。
<実施時の様子> ハーモニカの演奏にすぐに子どもたちが引き込まれていた。 笑いもあり、絵本を見ながらコメントしたり、とても楽しそうに見ていた。 初めて見る「おとうさんがねるときは」は、子どもたちが考えてコメントする場面もあった。 職員も岡田先生に会えることを楽しみにしていたので、どのような読み聞かせをするのかを子どもたちと一緒に見せて頂き、本当にあっという間に時間が過ぎてしまった。 <事業実施後の様子> 事業実施前から本を読んだり見るのが大好きな子どもたちだが、実施後はより一層絵本に興味を持っている。 職員も、どのように読めばもっと引きつけることが出来るかなどを考えて読むようになった。 |
実施日 | 令和3年10月27日(水曜日) |
学校園名 | 大阪府立千里青雲高等学校 |
講師名 | 竹井 史 先生 |
主な内容 | ワークショップ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 作家の方と交流する機会があるこの事業に参加することで、本や読書が好きな生徒が、実際に作家の方とお会いして講義を聞いたり質問を行い、進路について考えたり、本や読書に親しんだりできると考えたから。 外部の方と協力して、図書室でのイベントを企画・運営することで、図書委員広報係をはじめとする生徒らの自主性を育て、図書活動・委員会活動活性化に繋がると考えたため。
<実施時の様子> ワークショップでは、竹井先生の人柄とおもちゃ作りに対する深い情熱や専門性があふれる時間となり、楽しく和気あいあいとした雰囲気が見られた。 生徒らは、竹井先生のお話を聞いて、夢中になっておもちゃ作りを行っていた。 また、ワークショップ終了後には、生徒らから竹井先生への質問が飛び出し、アイディアの出し方や進路についても考える、有意義な時間となった。 <事業実施後の様子> 図書室での参加型のイベントを行ったことで、図書室に来たことがない生徒にとっても、来室の頻度や人数が増えた。 さらに、オーサービジット事業実施の際に主体的に企画・運営にかかわった図書委員会の広報係の生徒らが、自主的にイベントを発案する等、より主体性が育成された。 |
実施日 | 令和3年10月28日(木曜日) |
学校園名 | 認定こども園金田幼稚園 |
講師名 | 桂 文我 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 子どもたちが楽しめる企画だと思ったため。
<実施時の様子> 子どもたちは大変喜んでいた。子どもたちに合わせて楽しくなる工夫をしてくださり、理解しやすく、たくさんの笑い声があり、楽しい時間を過ごすことができた。 <事業実施後の様子> 絵本のしくみについてもお話してくださり、文章だけではなく絵も大切だということも意識できるようになった。 |
実施日 | 令和3年11月2日(水曜日) |
学校園名 | 大阪市立南田辺小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 実際に作家の先生のお話を聞きたいと思ったため。
<実施時の様子> 子どもたちがワクワクして聞いており、読書意欲が高まった。 <事業実施後の様子> 岡田よしたかさんの本をもっと読みたい思う児童が増えた。 |
実施日 | 令和3年11月9日(火曜日) |
学校園名 | 吹田市立古江台小学校 |
講師名 | くどうかずし 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答・講義(本の制作に関する話) |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 子どもたちに絵本の魅力を感じてほしかったため。
<実施時の様子> 「本屋のラク」「くまのぼうぼう」がどのように作られたか、意図や思いを直接聞くことができて良かった。 また、事前に子どもたちが考えていた質問にも丁寧に答えてくださり、子どもたちも満足そうだった。 1年生なので1時間座ったままで聞くことが難しく、気持ちを切り替える時間を取った。前半後半と分けて休憩時間を間にとることができるとありがたい。 <事業実施後の様子> 本の内容だけでなく、作者にも興味をもって読むことができるようになっている。 また、どうしてこの絵本が作られたのか、絵本の内容の意図も考える子どもや、お話の続きを想像する子どもが増えた気がしている。 |
実施日 | 令和3年11月16日(火曜日) |
学校園名 | 摂津市立鳥飼西小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 絵本を書いてる先生に、背景などの描写に合わせて実際に読み聞かせをしてもらい、少しでも本を身近に感じたり、「自ら選んで読んでみよう」という機会を作りたかったため。
<実施時の様子> 5冊の本の読み聞かせをしてもらったが、どの本も時間が間延びすることなくよかった。 また、途中座りっぱなしという事もあり、がさがさ動く児童の姿も見られたため、何か児童にも役をしてもらったり、何か動く場面があればよいと思った。 <事業実施後の様子> 図書の時間に、みんな、岡田よしたかさんの本を手に取って読んだり、ページを開けて話しをしたりする姿が見られた。また、読み方をまねてみたりする児童もいた。 |
実施日 | 令和3年11月19日(金曜日) |
学校園名 | 取石南こども園 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 園児が絵本に触れる機会を増やすため。
<実施時の様子> 読み聞かせだけではなく、ハーモニカを使って園児をお話の世界へと引き込んで、とても楽しめた。 プロジェクターを使用し、全員で見ることが出来て、とても良かった。 作者の読み方や子どものひきつけ方等、保育教諭も勉強になった。 今まで何度か読み聞かせをしていた絵本で内容を覚えており、笑ったり、面白い内容に対してつっ込んだり、読んでいる内容を復唱したりと様々な反応があり、喜んで絵本を見ることが出来た。 <事業実施後の様子> 岡田先生に絵本を読んで頂いた後に、実生活の場で同じような物事を見つけると、友達とイメージを共有し、話を楽しむ姿が以前よりも増えた。 元々絵本を見るのも読んで貰うのも好きな園児たちだが、より一層興味を持っているように思う。 |
実施日 | 令和3年11月20日(土曜日) |
学校園名 | プール学院中学校 |
講師名 | 前田まゆみ 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・解説 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 本に親しむきっかけとして著者に会い、思いを著者自身の生の声で聞かせたいと考えたため。
<実施時の様子> 2学期初めから『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』を学級文庫に置き、閲覧可能としてきた。お気に入りの一節を選んで、思い思いに感想を書いて当日を待った。 たまたま授業参観と重なったため、生徒らは緊張から開放された印象があったが、概ね静かにお話を聞いていた。作者ご本人に会える機会がめったにないので、貴重な経験ができたと思う。 スライドの文字が小さく、後方の座席は不明瞭だったことと、マスクを通しているためか、言葉がくぐもった箇所があったのが残念だった。 <事業実施後の様子> 読書の時間に『世界の美しいことば』を改めて読み返している生徒もいる。図書館に作った著作コーナーにも立ち寄っていた。 |
実施日 | 令和3年11月30日(火曜日) |
学校園名 | 大阪市立北鶴橋小学校 |
講師名 | 柴山元彦 先生 |
主な内容 | ワークショップ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> オーサービジット事業について、初めて知ったため。
<実施時の様子> 鉱物についての説明が分かりやすかった。 また、ガーネット探しのワークショップが盛り上がり、児童が拾ってきた石についてや質問にも丁寧に答えていただいた。 <事業実施後の様子> 「もっと石について知りたい」と読書の意欲へのきっかけとなった。 |
実施日 | 令和3年12月2日(火曜日) |
学校園名 | 豊中市立南桜塚小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 6年生になり、絵本を自ら選ぶ児童が減ってきているように感じており、オーサービジット事業を通して、より絵本に興味を持ってほしいと思ったため。
<実施時の様子> 読み聞かせの際、とても楽しそうに聞いている児童が沢山いた。 実施後「時間がたつのが早かった。」「もっと絵本を読んでほしかった。」と言っている児童が何人もいて、応募して良かったなと改めて感じた。 <事業実施後の様子> 絵本が好きな児童が増えたように感じる。 図書の時間、絵本コーナーに向かう児童が増えた。 |
実施日 | 令和3年12月7日(火曜日) |
学校園名 | 八尾市立用和小学校 |
講師名 | 神田桂一 先生 |
主な内容 | 講義(作家になった理由)・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 高学年における読書推進活動の一環として、読書意欲の向上を図りたかったため。
<実施時の様子> 前半は、作家としての苦労やなるまでの経緯などを話していただいた。 後半は、質疑応答を中心に丁寧に作品に製作のエピソードを交えながら話していただいた。 最後に「本を通して人が成長する」といった、まとめを言っていただけたのがよかった。 <事業実施後の様子> 神田先生の新作に対しての興味も沸き、夏目漱石や芥川龍之介など文豪たちの作品への興味づけにもつながった。 |
実施日 | 令和3年12月 8日(水曜日) |
学校園名 | 豊中市立豊南西こども園 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> オーサービジット事業のポスターと案内を拝見し、ぜひ園の子どもたちが作家さんと出会う機会を持ち、保護者への読書啓発に努めたいと考えたため。
<実施時の様子> はじめは緊張していた子どもたちだったが、岡田先生の優しい口調、楽しい読み聞かせのテンポや、初めて聞くハーモニカの音色、歌声に、絵本の世界に引き込まれていた。 事前に園の人気ランキング1位をお伝えして、読み聞かせの中に取り入れてもらうようにすればよかった。 <事業実施後の様子> 事業実施後、1回目の特集の時の人気ランキングとともに実施の様子を掲示し、岡田よしたかさんの特集パート2を組み、貸し出しを行っている。 事業を体験した4・5歳児は、保護者の方に、読み聞かせの感想を話しながら、本を選ぶ姿もあった。 |
実施日 | 令和3年12月14日(火曜日) |
学校園名 | 柏原市立堅上小学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 本校の児童は、絵本が大好きである。いろいろな絵本を読み聞かせしたり、自ら選んで読んだりしている児童が多く見受けられる。今回のオーサービジット事業には、教職員、児童ともにとても関心を持った。絵本作家に実際に会うことができ、作家から絵本の読み聞かせをして頂ける大きな機会に期待を感じたため。
<実施時の様子> 当日までに児童たちは、絵本に関する絵や工作、折り紙などを作品を準備して岡田先生を歓迎した。最初は緊張していた児童も、最初は緊張していた児童も、先生の読み聞かせが始まると徐々に楽しんでいる様子がうかがえた。先生の読む声の変化、間の取り方で作られた思いが伝わってくるようであった。 先生には、サプライズのハーモニカ演奏や、丁寧なにQ&Aの時間もとって頂き、児童たちも絶え間なく質問を続けていた。リクエストの絵をホワイトボードにどんどん描いてくださると、児童たちは歓声をあげ、笑顔でいっぱいになった。 <事業実施後の様子> 絵本を「作者で選ぶ」という気持ちが、少しずつ心に生まれてきた児童が出始めてきている。図書室にも、絵本の作者別コーナーを作って紹介している。 |
実施日 | 令和3年12月16日(木曜日) |
学校園名 | 東大阪市立意岐部小学校 |
講師名 | あおきひろえ 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 国語の単元で【創作(物語)】では、【組立てを考えて物語を書く】ことをめあてに物語を創ってきた。また、物語文では、作者の作品に対する思いを紹介することで、深く学ぶということを行ってきた。今回、作家さんと出会うことで、どのような組立てや構成を考えて作品は実際作られているのか、また、どんな思いで作品を作られているのかを直接教えていただくことで、さらに本を好きになったり、本に興味を持ったり、物の見方や感じ方を広げる子どもが増えてほしいと考えたため。
<実施時の様子> 絵本の素敵な読み聞かせと共に、その作品に対する思いやあおき先生ご自身の生き方・考え方を語っていただいた。 その中で【つらいことをユーモアに変える力をもつ】【わかり合える友を一人でももつ】【夢にむかって自分から近づいていく大切さ】など、実際の体験を交えて生き抜くヒントを子どもたちにわかりやすく教えていただいた。 自校は、愛着に課題のある子・自尊感情が低い子・親の期待にこたえることがしんどくなっている子・児童養護施設からの登校の子どもなど、いろいろな課題をかかえている子どもたちが在籍しており、大人のロールモデルが少ない子どもたちだが、「作家さんになりたくなりました。」「先生に絵を上手に描くコツを教えてもらったので、わたしは絵の上手な漫画家になりたいと思った」「わたしは作文が苦手だったけど、がんばろうと思った」「あおき先生との出会いでいっぱい本を読もうと思った」「とても楽しくていっぱい学べました。」という、前向きな感想を持つことがてきていた。 先生との出会い・メッセージが子どもたちの心に深く響き、子どもたちの確かな学び・生きる力となっていると思う。 子どもたちにとってとても素晴らしい出会いとなった。 <事業実施後の様子> 本の構想に10年かける作品もあると聞いたことで、色々な本に対して、どんな思いでこの本は書いているのだろうと考えている子が増えた。 また、その後国語の授業の物語文では、作者の思いから自分の考えを広げることができている。そして、本の魅力やよさを伝える単元では、自分の思いや考えを積極的に伝えることができている。 本が好きになり、読む量が増えた子どもも多くいた。 |
実施日 | 令和4年1月12日(水曜日) |
学校園名 | 岸和田市立岸城中学校 |
講師名 | 岡田よしたか 先生 |
主な内容 | 読み聞かせ・質疑応答 |
学校園の感想等 | <本事業への応募理由> 中々読書活動を促せない中、生徒への貴重な体験になると考えたため。
<実施時の様子> 絵本の読み聞かせの注意の引き方などてても勉強になった。質疑応答についても、細かなところまで答えてくださり、興味深かった。 <事業実施後の様子> 特に変化はないが、絵本作家という職業について興味を示した生徒もいた。 |
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教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ