☆土曜日の午前中から意欲的にお集まりいただきました。前半は学校支援地域本部ととおおさか元気広場の分野から2本の実践報告があり、後半は、4名の親学習リーダーをファシリテーターとしてお迎えし、地域で取り組まれている親学習ワークショップを実施しました。熱心に聴き入り、また和やかな雰囲気の中で意見交流し、よい学びの場となりました。
平成24年11月10日(土曜日) 10時から12時30分 於 みのおサンプラザ 1号館 8階箕面文化・交流センター 大会議室 56名参加
〇実践報告
テーマ 「東能勢中学校区学校支援地域本部事業の取組み」
報告者 豊能町立東能勢中学校区 地域コーディネーター
林 裕美子 さん、高橋 由美子 さん
・豊能町からは、学校支援地域本部の実践報告がありました。丁寧な呼びかけでボランティアを集め、農作物の栽培活動等の体験を充実させている様子を、動画や掲示物も交えて発信していただきました。
テーマ 「茨木市立天王小学校区放課後子ども教室の取組みについて」
報告者 茨木市立天王小学校区放課後子ども教室実行委員会
明瀬 秀憲 さん
・茨木市からは、多数のスライドを活用しながら、大規模校ならではの様々な工夫や、工作をはじめとする各種講座の充実ぶりをご紹介いただきました。子どもたちの言葉でボランティアの募集をされたことが印象的でした。
〇助言
コメンテーター 府教育コミュニティづくりアドバイザリースタッフ
中村 有美 さん
・コメンテーターからは、2本の実践報告でそれぞれ小規模校・大規模校という状況に応じた活動の工夫が紹介されていて、とても参考になったこと、ボランティアの思いを大切にすることの重要性をお話いただきました。
〇はじめての取組み!ワークショップ
地域で取り組まれている親学習体験
テーマ 「子どもの気持ち 親の思い」 体験しよう「親学習」
ファシリテーター 親学習リーダー
大浦 晴子 さん、中村 孝子 さん、中尾 裕美 さん、伊藤 吉美 さん
・はじめに、親学習リーダーから「親学習」に参加する上でのの約束事・キーワード等についての説明がありました。
楽しいアイスブレイキング 次々とペアを変えながら、今日のできごと・マイブーム等の話題を交流し、みんな自然と打ち解けた雰囲気になっていきました。
・親学習リーダーのみなさんが、ファシリテーターとしてワークショップを進めてくださいました。
・ボランティアとして子どもや保護者に接する場面のエピソードを読んで、グル―プ毎に意見を交流しました。基本的には、子どもや保護者から相談を受けた時には、何かを決めつけてしまうのではなく、相手の気持ちを引き出すような心がけが大切ではないかという意見が多く出ていました。親学習への参加者どうしがつながり合っていけるよさも味わえました。
<実践報告について>
〇地域性を生かした活動に感銘しました。
〇東能勢小・中の報告は、地域の特色を生かした活動でした。それぞれの地域に合った活動の大切さがよくわかりました。子どもたちに生産活動の体験は良いですね。
〇茨木の児童数の多い学校の取組みの中のいろんなアイディアが参考になった。ボランティアの取りまとめ方や、放課後教室の運営の仕方や、細かい点をもっと聞きたかった。
〇町によってその特色があり、子どもたちの成長にとても役立っていると感じました。
〇募集で集まった方(自ら申し出てくださった方)を大事に運営していくこと、私の地域でもより一層、考えたいと思います。
〇子どもが地域や文化に触れる機会の重要性を再確認した。
<ワークショップについて>
〇親のあり方・地域のあり方についてヒントになる
〇聴く大切さ、4つのルールの大切さはとてもいかされます 。
〇他人に話を聴いてもらえ、満足することを知れば、その方も聴く側に回れると思います。そこから発展していくと思います。
〇話すことが苦手な方でも、(守秘などの)ルール説明後、スタートすることによって話しやすくなると思うのでとても有効。
〇人間関係がスムーズになることが大切ですね。それには、このような取組み、働きかけを保護者にしていかねばと思った。
〇会の進め方が上手でリラックスして参加できました。自己紹介の内容、マイブームなど、自分のことから話し、みなさんで話し合うという形式は、以前にも経験したことがあります。よく考えられた内容で良かったです。ありがとうございました。
〇何度か親学習の研修を受けていますが、いつも楽しく、参考にさせてもらって使わせてもらっています。
☆研修会に参加くださいましたみなさん、ほんとうにありがとうございました。これからも学び合いの場を大切にしていきましょう!
このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ
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