中学生の「税についての作文」

更新日:令和2年11月11日

中学生の「税についての作文」

中学生の「税についての作文」は全国納税貯蓄組合連合会及び国税庁が主催するものです。
以下、大阪府知事賞受賞作品をお読みいただけます。

第54回中学生の「税についての作文」大阪府知事賞受賞作品

【題名】:大切な税金
【学校名・学年】岸和田市立 久米田中学校・3年
【氏名】横濱 菜々

 私は税金のありがたさに気づいた出来事が三つある。
 
一つ目は、私が中学一年生の時に台風を経験したときだ。ものすごい強風と大雨が降った時の恐怖は今でも覚えている。台風がおさまった後、外に出てみると、道路に大きな落下物があったり、信号が壊れていて町の風景は一変していた。しかし、その数日後には信号は元に戻っていた。災害の復興は税金が使われていると兄から聞いた時、国民の安全を守ってくれた税と、税金を払ってくれている人達に感謝しなければならないと思った。
 
二つ目は、私たちが学校で使っている教科書や、机、イス、その他の用具は税金が使われていると知った時だ。たくさんの人が納めてくれている税のおかげだと思うと、教科書やその他の学校の用具などを大切に扱い、学校で色々なことを学んで、社会に出たら活躍できる大人になりたいと思った。最近では、エアコンが設置され、もう暑さや寒さに耐えることなく快適な環境で過ごせている。
 
三つ目は、学校から配られた大阪府版のパンフレットを見て学んだ時だ。それには税金を使った大阪の持続可能な成長・発展や府民が安心して暮らすための施策が書かれていた。それは、プラスチックごみ対策の推進や、大阪・関西万博の推進、感染症対策の強化などだった。現在この中で一番重視されているのは感染症対策だ。大阪府では、企業に対する感染症対策に関する研修や相談支援を実施するとともに、外国人旅行者に対して感染症予防や発症時の対応に関する情報を発信するなど、感染症発生時の対応力の向上や予防啓発などを推進している。そして国からは感染拡大防止のための布マスクが届けられた。税金は、環境の保護や都市の発展だけでなく、人々の健康を守るために使われるということを知った。
 
私は、これまで税金がどこで何に使われているのか全く興味が無かったけれど、税と暮らしの関わりを学び、大切さを知る事ができた。三年後には私も十八歳になり、選挙権が与えられる。なので、十八歳になったら選挙に行き、税金を大切に使ってくれる人を選びたい。税の使われ方に関心を持ち、社会の一員として、豊かで安心して暮らせる社会のために、私たち一人一人が何ができるのかを考えることが大切だと思う。

第53回中学生の「税についての作文」大阪府知事賞受賞作品

【題名】:子供は「国の未来(たから)」
【学校名・学年】関西大学第一中学校・3年
【氏名】上谷 心寧

 私のかわいい従兄弟のさわちゃんは今、四歳です。さわちゃんの両親は共働きのため、さわちゃんは保育園に通っています。また、習い事もいくつかしています。先日、叔母が母にこんなことを話していました。
「お義姉さん、四歳の子供に教育費ってこんなにかかるものですか?」
このような話は同じくらいの子供を持つ親なら誰でも感じていることだと母から聞きました。
 ところが、ニュースで『幼児教育・保育無償化』が二〇一九年十月から全面実施されることを知りました。三歳から五歳までの全ての子供達の幼稚園、保育園、認定こども園の費用が無償化され、さわちゃんはちょうどこの新しい経済政策にあてはまっていました。給食費や行事に使う費用は対象外ですが、保育費だけでも無償化されると、子育て世帯にとっては家計の負担が軽減されると思いました。また、大阪府では所得制限はありますが、高校の授業料の無償化が行われていることも知りました。二〇二〇年四月から『大学無償化法』も施行されます。国や府が教育に対して力を入れていることが分かり、ありがたいことだと思いましたが、無償化には税金が使われていることも分かりました。
 なぜ、税金を使ってまで教育の無償化を行っているのでしょうか。『幼児教育・保育無償化』は少子高齢化を背景にして共働き家庭が当たり前になり、出産や育児と仕事を両立しながら社会で活躍する女性を後押しするものです。働き手が増えれば、所得税や住民税など納める人が増えます。税収が増えると公共サービス等が充実し豊かな生活が送れます。
 また、高校大学まで教育を受けることで、知識や技術が身につけば、AIにできない高度な仕事に就くことができ、働くことでしっかり税金を納めることになります。納められた税金で色々な政策の実現に役立てることができると思います。今、教育の無償化の恩恵を受ける子供達は、将来与える側になっていく人間です。税金を使った教育の無償化は、長期的な視点から見ると、未来の社会保障に対しての安心だったり、公共サービスの充実だったりへの投資であると考えることができます。現在、税金で支えられている子供達は将来、日本という国を支える側になる、つまり、子供は「国の未来(たから)」ということが言えると思います。
 私は将来結婚して子供が生まれても仕事を続けていきたいと思っています。だから、「幼児教育・保育無償化」が続いていれば、必ず恩恵を受けることになります。もしかしたら私の子供の時代には、もっと良い制度が整っているかもしれません。私自身、「国の未来(たから)」の一員であります。恩返しができるように今、できることをしっかりやっていこうと思いました。

このページの作成所属
財務部 税務局税政課 税務企画グループ

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