みどりの仕事

更新日:2022年4月28日

街路樹の維持管理

八尾土木事務所で管理している街路樹について、伸びすぎた枝葉の剪定や枯木の伐採などの維持管理を行っています。

■樹木の機能について

公園や街路樹等、樹木は住環境の向上に大きく貢献しています。こちらでは、その機能についてご紹介します。

樹木の機能内容
(1)景観向上機能

樹木自体が装飾物となり、景観を向上させる機能と景観的に好ましくないものを隠す目隠し機能があります。

(2)生活環境保全機能自動車等の騒音に対する障壁機能と排ガスに含まれるNox等を吸収する大気汚染の浄化機能があります。
(3)緑陰形成機能日射を防ぎ、寒暖や乾湿等の微気象の変化を緩和し、道路利用者に快適な空間を提供する機能があります。
(4)交通安全機能遮光機能や、境界をはっきりさせることで視線を誘導し進行方向を分かりやすくさせる等の機能があります。
(5)自然環境保全機能

沿道の既存植生に対して自動車交通による生育環境の変化を緩和する効果があり、林内の乾燥を防ぐ機能があります。

(6)防災機能

風速の低減による飛砂等の防止機能、火災の延焼を防ぐ機能があります。

■維持管理について

・高木剪定

限られた道路空間において交通の安全や建築物へ支障を及ぼさないよう樹形を調整するとともに、

樹木全体に日照を確保して健全に育てるために、街路樹の枝葉を切り詰める作業を行っています。

                作業前                                     作業後

      剪定前の状況   矢印   剪定後の状況

上記以外にも、 

・低木剪定(刈り込み)

・除草・清掃

・病害虫駆除

・樹木医による樹勢診断

・根上がりの修繕                        などを行っています。

地域連携によるみどりづくり

八尾土木事務所では、公園、道路、河川などをはじめとした公共空間の緑化を、府民の方々と共に進めています。

みどりの空間づくり事業(俊徳道交差点)の取組について

 俊徳道駅前交差点にみどり空間を創出するとともに、駅利用者だけでなく地域住民にもみどりを身近に感じるきっかけとなる

 「憩いの空間」の創出を目指す取り組みです。詳しくはこちらをご覧ください。

みどりの風事業

 大阪府では、「みどりの風を感じる大阪」を実現するため、「みどりの大阪推進計画」を平成21年12月に策定しています。

 この「みどりの大阪推進計画」の取組の一つとして、企業や地域の方々からいただいた寄付金を原資に、

 「みどりの風促進区域内」で行う緑化活動に係る資材等について大阪府が助成します。

 八尾土木事務所管内では国道308号、大阪中央環状線、大阪港八尾線が指定されています。

 助成制度について詳しくはこちらをご覧ください。

大阪港八尾線の緑化

平成22年度より、大阪港八尾線にて緑化の取組を進めてきました。

■ハナミズキのみちづくり事業

 大阪港八尾線(中央環状線から旧170号線までの区間)に隣接した土地にて企業や地域住民の方々と協働してハナミズキの植付を行いました。

 ■久宝寺緑地周辺の工事とスポンサー花壇事業

 大阪港八尾線の久宝寺緑地周辺にて、歩道に植栽帯を設置しました。

 また、企業・団体にスポンサーとして花苗の提供などをしていただき、企業や地域住民の方々と協働して維持管理を行っています。 

国道308号サポーターズについて

まちをみどりでいっぱいにする取組のひとつとして、国道308号の歩道の植栽帯にフラワーポール(立体花壇)を設置しました。詳しくはこちらをご覧ください。

中環の森について

中環の森は、大阪の市街地を貫く大阪中央環状線において、久宝寺緑地から花博記念公園までの未利用地を先行的な緑化により大規模な森づくりを実施しています。

道路管理者(各土木事務所)、参加される団体、および地元市町村の三者で、中環の森の緑化活動を通じた景観の向上、地域のコミュニティの場の創出を目的としています。詳しくはこちらをご覧ください。

このページの作成所属
都市整備部 八尾土木事務所 都市みどり課

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