あなたも「統計調査員」として働いてみませんか?
統計調査員は国が実施する様々な統計調査において、調査対象となる事業所や世帯を訪問して、調査の主旨や内容について説明を行うとともに、調査票の配布、回収、点検等を行います。
大阪府では、統計調査に理解をもって積極的に調査活動に取り組んでいただける方を募集しています。
(※統計調査に従事いただくには、事前に登録説明会に参加の上、大阪府の登録を受ける必要があります。)
統計調査員に欠員が生じれば、その都度、登録者の中から面接等による選考の上、統計調査員に任命されます。
なお、欠員状況によっては、面接のお声掛けをするまで長期間お待ちいただくことがありますのでご承知おきください。
・統計調査員に任命されると、身分は非常勤の大阪府職員となります。
・営利企業の従事制限はありませんので、お仕事をしている方でもなれます。
・統計法における守秘義務が課され、業務に関して知り得た秘密を漏洩した場合、罰則(2年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が課せられます。
調査活動中に万一事故に遭い、ケガをした場合は地方公務員として災害補償が受けられます。
・年齢が20歳から69歳までの方
・大阪府内または隣接府県(兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県)にお住まいの方
ただし、以下に該当する方は登録を受けられません。
・税の賦課徴収事務に関係する方
・警察官及び警察関係職員の方
・選挙に直接関係する方
・暴力団員その他反社会的勢力に属する方
統計調査員を希望される方は、「登録説明会」にご参加ください。
統計調査の基礎知識や従事いただく調査の内容について説明を聴いてから、登録を申請していただきます。
開催予定
令和5年度
(終了)●令和5年6月15日 木曜日 時間:14時00分から16時00分 場所:大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)44階 大会議室
●令和6年1月24日 水曜日 時間:14時00分から16時00分 場所:未定
参加を希望される方は、下記の電子申請又はお電話にてお申し込みください。
・電子申請はこちら(外部サイト)
・電話 06-6210- 9192、9194 (大阪府総務部統計課総務・調整グループ)
従事いただく統計調査をご紹介します。
国民の就業・不就業の状態の月々の変化を明らかにし、雇用対策・経済政策等に必要な基礎資料を作成することを目的としています。
府内全域から抽出された世帯の15歳以上の方を対象に、氏名、性別、生年月日、月末1週間の就業状態、勤務先、仕事内容等を調査します。
調査結果は、新聞やテレビで取り上げられる完全失業率のほか、雇用対策を考える上で重要な資料として活用されています。
・準備調査:調査開始の前月に調査区地図・名簿の作成を行います。
・実地調査:名簿を元に抽出された世帯に、月の中旬から調査票の配布・説明を行い、 翌月初めに調査票を回収し整理の上、統計課へ提出します。
これを1年目に4ヶ月、翌年4ヶ月繰り返し(準備調査は各年の調査開始前のみ)、翌年の2ヶ月目(最後の調査)は特定調査を実施します。
1年目に約5ヶ月間、翌年同時期にも5ヶ月間業務があります。(月当たり実働10日から12日程度)
毎月月末1週間が調査期間で、活動日・ローテーションがある程度決まっています。
世帯に毎日の収入や支出を家計簿につけていただき、その結果を取りまとめ国民生活の実態を家計の面から明らかにするための調査です。
二人以上世帯と単身世帯に区分して調査します。
調査結果は、生活保護基準や医療費、各種年金制度、税率や所得控除、賃金などの検討に利用されます。
毎月の調査のほか、1調査区につき年2回、名簿作成及び調査依頼があります。
・名簿作成:調査区内の全世帯(約100世帯)を訪問し、世帯主氏名、住所、職業等を聞き取り、 名簿を作成します。
・調査依頼:作成した名簿の中から無作為に抽出した世帯に対し家計簿の記入のお願いをします。
・毎月調査:毎月2回、上旬と中旬に、家計簿の回収及び内容審査を行ってから、統計課へ提出します。
原則2調査区を担当し、1調査区で2人以上世帯6世帯、単身世帯1世帯を調査します。
(報酬+旅費等)
・調査地域が大阪市、堺市の調査員 月額 約103,000円
・調査地域が上記以外の市の調査員 月額 約102,000円
・寮・寄宿舎の調査員 月額 約53,000円
家計簿回収のみの月、家計簿回収+名簿作成の月、家計簿回収+調査依頼の月がありますが、毎月支給される金額は同額です。
国民の消費生活上重要な支出の対象となる商品の小売価格、サービスの料金及び民営家賃を調査して、消費者物価指数その他物価に関する基礎資料を作成しています。
価格調査はスーパーマーケットや小売店等、家賃調査は民営借家の管理会社等を調査対象としています。
・価格調査 ・旬別調査 毎月、上旬、中旬、下旬の3回店舗を訪問して実施します。
・月別調査 毎月中旬に店舗を訪問して実施します。
・家賃調査 3ヶ月ごとに聞き取り調査を実施します。
・調査の特徴 紙の調査票ではなく、調査員が端末機(貸与)を用いて行います。
・調査の流れ 調査店舗で価格を調査して結果(価格等)を端末機に入力。端末機を操作して総務省統計局に送信します。
(報酬+旅費等)
(1)大阪市担当
・月別担当 約58,000円 ・旬別担当 約90,000円
(2)大阪市以外の市担当
・月別担当 約45,000円 ・旬別担当 約69,000円 から 84,000円
我が国の労働者の賃金、労働時間、及び雇用の変動を明らかにするための調査で、ほぼ全ての業種の事業所を対象に行われています。
調査結果は、毎月の閣議に報告される「月例経済報告」をはじめ、労働経済の分析や国民所得を推計する資料となります。また、雇用保険の基本手当日額や休業補償額の改訂の資料として活用されています。
・名簿作成:指定された調査区内の全事業所を訪問し、労働者数、事業活動の内容などを尋ね、
労働者数5人から29人の事業所の事業所名簿を作成します。
・毎月調査:1調査区につき10件の回答事業所が指定されますので、訪問して調査への回答を依頼します。
以降毎月、労働者数、労働日数・時間、現金給与額等を調査し、調査票を作成して統計課へ提出します。
・特別調査(例年8月実施):指定された調査区内の全ての事業所を訪問し、労働者数、事業活動の内容などを尋ね、
最新の事業所名簿を作成します。
そして、労働者数1人から4人の事業所の労働日数・時間、現金給与額等について調査し、
調査票を作成して、事業所名簿とともに統計課へ提出します。
名簿作成 1調査区 1回 約47,000円
・毎月調査 1調査区 月額 約26,000円 *調査票を全て回収した場合(枚数によって変動あり)
(内訳) ・基本額 1調査区 16,000円程度
・調査票 1枚 1,000円程度
・特別調査(例年8月実施) 1調査区 約41,000円 *調査票を10枚回収した場合(複数により変動あり)
(内訳) ・基本額 1調査区 26,000円程度
・調査票 1枚 1,500円程度
*指定する日(2ヶ月に1回程度)に調査用務で来庁した場合、別途旅費(交通実費)の支給があります。
(画像をクリックするとYouTube「大阪府統計課チャンネル」に移動します。)
登録後すぐに従事いただけるわけではありません。
調査の種類や地域ごとに、欠員状況に応じて、登録者の中から面接等により選考の上、従事いただきます。
大丈夫です。ご安心ください。
調査に従事いただく前には、統計調査の目的、調査対象の範囲、調査の手順、担当調査区の確認などを丁寧に御説明します。
また、新任調査員の方には、分かりやすい話し方や基本的なマナー、苦情を受けたときの対応方法など、
調査活動のスキルアップに役立つ研修を用意しています。
従事いただく日数は、統計調査により異なりますが、月に3日から12日程度です。
従事いただく地域については、基本的には登録時に従事希望地域として登録いただいた地域の範囲内で担当していただきます。
任命期間は1年以内ですが、多くの方が翌年度以降も引き続き任命されています。
■統計調査員になって5年になります。本当に良い人生勉強をさせていただいています。
中には、親切な人も多く、雨の日など調査票をビニール袋に入れて提出してくれる人もいます。
また、「ご苦労様」、「何度も足を運んでいただいて、熱心さに心を打たれました」などという手紙やメモがついていることもあります。
そんなときは嬉しくて、その手紙を鉛筆ケースに入れてお守りのようにしています。
■雨の日などの調査は大変ですが、自分自身の健康のためと考え、ウォーキングのつもりで統計調査員の仕事をしています。
統計調査員の仕事をしてよかったと思うことは、地域の再発見、顔見知りの方が増えて世間が広がった、
相手の立場になってものを考えるようになり、人に優しく接するようになった等です。
また、主人が私の仕事を見て、「会社に来ている統計調査に、きちっと回答しなければ」と言っています。
■統計調査員の仕事をしていて一番嬉しいと感じるのは、いろいろな人々との出会いです。
調査をお願いして、こちらの説明を分かってくださり、気持ちよく調査に協力いただき、
その上温かい言葉をかけてもらえたときは、とても幸福な気持ちになります。
自分自身知らないことが多いので、いろいろな調査を通じて視野が広がったと思います。
もっと深く勉強して、調査に役立つようにしたいと思っています。
市町村でも統計調査員を募集しています!
多くの市町村では、大阪府と同様に登録調査員を募集しています。
市町村では、国勢調査や経済センサスなど、数年ごとに行われる大規模な統計調査に従事していただけます。
大阪府が実施している統計調査とは違い、従事する期間はおおむね数か月です。
「1年間ずっとは・・・ちょっとなあ」という方にお勧めです。
【今後の予定】令和5年 住宅・土地統計調査、漁業センサス
令和6年 全国家計構造調査、農林業センサス
令和7年 国勢調査
令和8年 経済センサス
大阪府と市町村との同時登録も可能です。
ご興味のある方は、ご希望の市町村の募集ページをご覧ください。
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豊能地域 | 泉北地域 | ||
北河内地域 | 泉南地域 |
※これ以外にも募集している場合がありますので、詳しくはご希望の市町村統計主管課にお問い合わせください。
このページの作成所属
総務部 統計課 総務・調整グループ
ここまで本文です。