古来、大阪湾は「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれるほどにチヌをはじめとする魚介類の豊富な海でした。
しかし、近年、漁場・生息環境等の悪化にともない、漁獲量が大きく低迷し、魚種によっては資源状況が大きく減少したものもあります。
このため、「豊かな大阪の漁業」を少しでも回復させるため、漁業者自らが積極的にキジハタ(アコウ)、マコガレイ、ヒラメ、マダイなど小型魚の再放流に取り組んでいます。
また、大阪府栽培漁業センターでは、水産資源の回復・維持と漁業生産の向上のため、魚介類の生産・放流を行っています。
釣りなどを楽しむ遊漁者の皆さんにとっては、海はレクリエーションの場ですが、漁業を営む漁業者にとっては大切な仕事の場です。皆さんも資源保護のため、小さな魚は海に返すことへのご協力をお願いします
◎マコガレイ:全長15センチメートル以下 | メイタガレイ:全長13センチメートル以下 | ◎ヒラメ:全長28センチメートル以下 |
◎マダイ:全長13センチメートル以下 | ◎キジハタ(アコウ):全長28センチメートル以下 | オニオコゼ:全長20センチメートル以下 |
ガザミ:甲幅長13センチメートル以下 | クルマエビ:全長13センチメートル以下 | シャコエビ:全長:10センチメートル以下 |
◎アナゴ:全長28センチメートル |
その他重要魚種の小さい魚の再放流もよろしくお願いします。
◎クロダイ | ◎カサゴ(ガシラ) | ◎メバル |
このページの作成所属
環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ
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