2022.11.25 ビーローカル・パートナーズ 大阪市阿倍野区
大阪市阿倍野区の昭和町周辺は、古い街並みが今も残る落ち着いた街です。この地域に根ざして活動している「ビーローカル・パートナーズ」が主催するマーケット「バイローカルの日」。平成25年から続くこのイベントは、令和4年も11月1日(火曜日)に長池公園で開催される予定でしたが、あいにく雨天のため公園での開催を断念することになりました。
しかし店舗開催という形で、各店舗がこの日のために用意してきた品を提供するなど、方法を変えて開催されました。
各店舗での自主的な開催ということで、主催者は出店が予定されていた店舗のリストをブログで紹介、店舗開催の情報をSNSで案内され、各店にはバイローカルマップも配布。子ども服や食料品の販売、飲食など、一つのお店に集まって販売したり、雨を避けられるアーケード下にワゴンで出店し、買い物や食事を楽しまれる姿もありました。
バイローカル(Buy Local)というのはアメリカで始まった活動で、文字通り「地元で買い物をする、そのため地元商店がコミュニティにとってどのような価値があるかを消費者にアピールする」という考え方です。
平成25年に地元有志で結成されたビーローカル・パートナーズは、身近にある素敵な商いをまず生活者に知ってもらって、積極的かつ継続的に利用されることによって素敵な店舗が定着し、街の魅力が向上する。その結果生活者の心も暮らしも豊かになる。そんな理念で活動されています。
今回で9回目を迎える「バイローカルの日」。出店を予定されていた店舗は50店、バイローカルマップに掲載されているお店は121店にもなります。令和3年は、平日開催にもかかわらず、大勢の人で盛況だったといいます。
昭和の初めにできた街に定着しつつある「バイローカルの日」。来年はきっと晴天のもと、広い会場でにぎやかに開催されることでしょう。
昭和なまちのバイローカルの情報はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)
『バイローカルの日』告知チラシ
長池公園の開催が雨天中止のため案内サイン
急遽場所を変えて出店
文の里商店街内での出店
このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ
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