令和4年12月以降に報告のあった私立幼稚園等の園児置き去り事案について

更新日:2024年2月2日

令和4年12月以降に報告のあった私立幼稚園等の園児置き去り事案について

私立幼稚園等から報告のあった園児の置き去り事案について以下のとおり公表いたします。

令和4年12月以降に報告のあった事案の概要

令和5年度

施設種別

発生年月日

概要

事案の課題

置き去り時間

子どもの健康被害

幼稚園

令和6年
1月15日

 園児がトイレに行った後、そのまま教室に戻ることなく通用口の鍵を開けて園外に出てしまった事案。園児からトイレに行くと報告を受けていた担任が、園児が戻ってこないことに気づいて発覚したもの。教職員で園内外を探したところ、園付近で発見した。 扉には鍵が二つ付いていたが、園児の手が届く鍵だけ施錠されており、手が届かない鍵は施錠されていなかった。

30分

なし

幼稚園

令和5年
5月22日

 園外活動中に、職員が園児10名を公園内トイレに連れて行ったが、園児1名がトイレから戻っていないことに気づかず、次の場所へ移動し、園児1名をトイレに残してしまった事案。公園職員がトイレで泣いている園児を発見したもの。

 担任及び補助教諭間のトイレに行った園児の人数の確認が不十分で、トイレから戻った園児の確認が思い込みやダブルチェック不徹底であった。

5分

なし

幼稚園型認定こども園

令和5年
5月30日

 通園バスの運行で特定の園児の降車場所に到着したところ、迎えに来るはずの保護者(高校生の姉)が降車場所にいなかった。この園では内規で、降車の定刻時間を過ぎる場合において園に連絡して指示を仰ぐとともに園に連れて帰ることを基本としているが、通園バスの運転手及び添乗員が園に相談せずに、居合わせた保護者ではない別の姉(小学生)に「保護者が来るまで待つように」と伝えて降車させたところ、そのまま小学生の姉と園児が帰宅した事案。この間、親が帰宅したところ園児等が帰宅していなかったため、親が園に問い合わせたことにより発覚したもの。 内規で、降車の定刻時間を過ぎた場合において園に連絡して指示を仰ぐとともに園に連れて帰ることを基本とされていたことを、通園バスの運転手等が失念していた。また、保護者と連絡がとれなかったことを園に相談していなかった。

約1時間

なし

幼稚園型認定こども園

令和5年
10月19日

 通園バスの運行で特定のバス停に到着した時に、添乗していた教員が降車する園児を起こす間にそのバス停に降車予定でなかった別の園児が降りてしまったが、添乗の教員がそれに気づかないままバスが発車した事案。バス発車後、降りてしまった園児と別の保護者が置き去りに気づいて園に連絡があったことにより発覚したもの。 園では通園バスの乗車についてマニュアルを策定していたものの、添乗していた教員が他の対応に追われてしまい、結果として園児の確認が不十分であった。

1分

なし

幼稚園型認定こども園

令和5年
12月6日

 園外の散歩から帰園したときに正門前で園児の人数確認を行った。その後、2階にある玄関前を通じて保育室に移動する際、園児1名が玄関前に取り残されていることに、保育教諭が気付かずに玄関扉を閉めて残してしまった事案。保育室で再度人数確認したときに発覚したもの。 玄関扉を閉める前に園児が取り残されていないかの確認が不十分であった。

8分

なし

幼稚園型認定こども園

令和5年
12月14日

 園児が登園したが、玄関当番職員の気付かないところで玄関から園外に出てしまった事案。他の園児の保護者からの連絡により発覚したもの。

 玄関当番職員が他の対応に追われてしまい、結果として園児の行動確認が不十分であった。

4分

なし

 

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教育庁 私学課 幼稚園振興グループ

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