「はじめての投票用紙」

更新日:2023年4月28日

はじめての投票用紙とは

 本物の投票用紙と同じ素材である合成樹脂(プラスチック)で作成したもので、以下の3つの特徴があります。
(1)勝手に開く
 投票用紙は、折って投票箱に入れられることが一般的ですが、樹脂製なら投票箱の中で勝手に開くため、開票作業にかかる時間を大幅に短縮することができます。
(2)偽造防止
 簡単には手に入らない特殊な素材のため、偽造しにくくなっています。
(3)丈夫な素材
 破れにくく、水に濡れても平気です。

令和5年度はじめての投票用紙 [PDFファイル/429KB]

教育機関での利用

 高等学校における政治的教養を育む教育の推進を支援することを目的に、国立・私立及び特別支援学校の高等部含む府内の全高等学校(全327校)に配付しました。
また、「はじめての投票用紙」を活用する際の参考資料として、教員向けの“活用の手引”を作成しています。

令和5年度 活用の手引 [Wordファイル/175KB]

令和5年度 活用の手引 [PDFファイル/1.35MB]

選挙トリビアクイズの答え

※ここに記載の内容は、令和5年4月時点のものです。

Q1 次のうち、投票の方法として認められていないものは?

 1. 郵便
 2. ファクシミリ
 3. 電子メール

A1 3.電子メール

【解説】
 1の郵便は身体に重度の障害がある人や海賊対処法に基づき国外に派遣される自衛隊員が、2のファクシミリは遠洋区域を航行区域とする船舶等に乗って日本国外の区域を航海する船員や南極地域観測隊員が投票する場合に用いられます。

Q2 ある選挙に「佐藤A男」と「佐藤B子」が立候補しました。このとき、「さとう」とだけ書いて投票された票はどうなる?

 1. 「佐藤A男」と「佐藤B子」に半分ずつあん分される
 2. 「佐藤A男」と「佐藤B子」の有効投票数に比例してあん分される
 3. 無効票となる

A2 2.「佐藤A男」と「佐藤B子」の有効投票数に比例してあん分される

【解説】
 例えば、「佐藤A男」の有効投票が500票、「佐藤B子」の有効投票が300票で、「さとう」と書かれた投票が1票あるような場合、この1票は、次のようにあん分されます。
  「佐藤A男」候補の分 = 1×(500/(500+300))=0.625
  「佐藤B子」候補の分 = 1×(300/(500+300))=0.375
 この結果、「佐藤A男」の得票数は500.625票、「佐藤B子」の得票数は300.375票になりますので、得票数は整数にならないこともあります。

Q3 得票数が同じ候補者がいる場合、当選人の決定方法は?

 1. 決選投票をする
 2. くじ引きで決める
 3. もう一度選挙をする 

A3 2.くじ引きで決める

【解説】
 当選人を決定するに当たって、各候補者の得票数が同じ場合、当選人はくじで定めるとされています。2017年の島根県飯南町議選では、定数10のうち第9位の得票数が同数で3人が並んだため、くじ引きを実施し、2人が当選、1人が落選となりました。

このページの作成所属
選挙管理委員会事務局 選挙管理委員会事務局 選挙グループ

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