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大阪府産業廃棄物不適正処理防止推進強化月間事業(令和7年11月)の集中取組みを実施しました
不法投棄等の不適正処理は「しない!」「させない!」「許さない!」
産業廃棄物の不法投棄、野外焼却、不適正保管等の不適正処理を未然に防止し、府民の快適な生活環境を保全するため、「大阪府産業廃棄物不適正処理対策会議」※では、強化月間を設定し、集中取り組みを行っています。
今回11月の強化月間中には、大阪府では「不法投棄、野外焼却、不適正保管等の早期発見・防止のためのパトロール」、「近隣府県等と連携した産廃運搬車両の路上検問」、「許可業者・届出事業者への集中立入指導」、「一般の方向けの啓発活動」を実施しましたので、その結果をお知らせします。
大阪府が強化月間に実施した事業(主なもの)
1 不法投棄、野外焼却、不適正保管等の早期発見・防止のための集中パトロール
陸上パトロール(11月1日から11月30日)
解体工事現場をはじめとする産業廃棄物の発生場所や置場への巡回・監視を実施した。(82件)
巡回・監視の観点
- 新たに不適正な処理がなされている案件がないか。
- 現状把握している不適正処理事案については、その状況が悪化していないか。 等
巡回・監視の結果
不適正な産業廃棄物の処理については必要な指導を行った。
※文書による指導を行った件数 22件
2 近隣府県等と連携した産業廃棄物運搬車両に対する広域路上検問(11月26日実施)
京都府、奈良県、京都府木津警察署及び環境省近畿地方環境事務所と幹線道路(京都府木津川市)において、車両17台の検問を行った。
検問の観点
- 府県間をまたがる不適正処理がなされていないか。
- 産業廃棄物の運搬の際に必要とされる基準を満たしているか。等
検問の結果
運搬指示票の携行義務違反1台に対して是正指導を行った。

3 許可・届出事業者等の状況確認・立入(11月1日から11月30日まで)
産業廃棄物の許可・届出に関連する者(排出事業者、処理業者、保管届出者等)に対する状況確認・立入等を行った。(66件)
状況確認・立入の観点
許可・届出どおりの内容が遵守されているか 等
状況確認・立入の結果
基準を遵守できていないものについては必要な指導を行った。
※指導を行った件数 21件
主な指導内容:適正な保管、マニフェストの保管、処理施設の適正管理、適正な処理など