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事務ステップアップ科：訓練科目の紹介
事務ステップアップ科
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開催期間 令和7年11月4日（火曜日）から令和8年1月16日（金曜日）まで（お申込みフォーム）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウで開きます）
（※お電話でもお申込みいただけます。Tel：072-296-8311）
訓練の概要
- 事務ステップアップ科では、主に統合失調症やそううつ等の精神疾患のある方を対象とし、就労に向けて自信をつける事を目標に「就労に必要な技術」「職場適応能力」を身に付けるための訓練を行います。
- マイクロソフトオフィススペシャリスト等のオフィスソフト関連の資格取得対策や、事務職で必要になる実務に関する学科や実習に取り組みます。また、それらを実践する職場体験実習などが訓練の中心になります。
- SST（社会生活技能訓練）やビジネスマナーを通して、自分の特性・課題の理解を深め職場適応能力の習得をめざします。
- リラクゼーションという教科ではストレスに対する対処などを学びます。
訓練受講のポイント
事務ステップアップ科の訓練は、日々の訓練を1つずつ積み上げていく事が大切です。その為には体調管理や日常生活管理等が重要になります。右の図は「職業準備性ピラミッド」というものです。働くために必要になる能力などを表わしており、基礎となる健康管理と日常生活管理があり、その上にスキルや技術を積み上げていく事で就労に向けた準備性が高まる様子が見て取れます。受講に際してその準備性がどの程度整っているか、一度考えてみて下さい。
就労に向けて自信をつける充実した6か月間
事務ステップアップ科の訓練では事務職や事務補助職への就職をめざし、MOS（マイクロソフトオフィススペシャリスト）等のオフィスソフトに関する資格対策や、事務職で必要になる実務に関する学科や実習に加え、職場適応能力を高めるSST（社会生活技能訓練）などに取り組みます。その他にも、就職活動に関する訓練も実施しており、訓練の中で職場体験実習（実際に企業や公共施設などの業務の一部を体験）の実施や、応募書類作成支援・面接練習など、就職に向けて自信をつけていただくための様々なカリキュラムがあります。
訓練の内容を一部紹介
OA機器操作実習
パソコンの初心者の方でも安心して受講いただけるように、OA機器操作実習ではWindowsの基本操作から授業が始まります。基本的には毎日パソコンを使用する環境でその操作を身に付けていただきます。それらの実習を通して身に付けた技能の証明になるよう、オフィスソフトの資格取得対策も実施します。
【取得を目指す資格】（各実施機関が行う資格試験に合格する必要があります。受験費用は受講者自己負担となります。）
・マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）Word（一般）
・マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）Excel（一般）
・日本語ワープロ検定（日本情報処理検定協会）4級～2級
・情報処理技能検定（表計算）（日本情報処理検定協会）4級～2級
SST（社会生活技能訓練）
職場でのよくある事例を用いてロールプレイを行い、社会適応能力の向上を図ります。
また、認知トレーニング等ではコミュニケーション能力の向上や、アンガーマネジメントを身に付け感情を制御する力を養います。
ビジネススキル
ビジネススキルの訓練では、ビジネスマナーや資料作成などの基礎的な内容に加え、座学だけではなく実習作業などを通して、タイムマネジメントやプログラミング的思考など、身につけると業務を効率的に進めることが出来るスキルまで幅広く学びます。
事務で使用する文具や装置の説明や、発送作業等の訓練を行います。
ハンディターミナルというバーコードや2次元コードを読み取りデータを収集するモバイル端末を使用し、ピッキング作業や在庫管理等の作業系の訓練を行います。
その他の訓練
- 職場体験実習
実際に企業や施設に出向き、職場体験を行います。自分にあった職種や就労時間、職場環境について考えるとともに、就労への自信と意欲の向上をめざします。 - ミーティング
日々の睡眠状況・服薬状況・今の気分・疲労度などを自己発信することで、現状を指導員と共有し、自己管理に努めます。 - リラクゼーション
呼吸法、筋弛緩法、自律訓練法、タッピング、瞑想などの各種リラクゼーション法を紹介します。
さまざまな訓練を通して、「職務遂行能力」「コミュニケーション能力」「自己管理能力」を養います。
安心の訓練支援体制
訓練をトータルにコーディネートする職業訓練指導員に加え、専門技術をわかりやすく指導する講師陣、訓練生活を見守る訓練サポーター、メンタル面のサポートをするカウンセラー、体調面のサポートをする看護師、就職の相談や合格に向けた面接指導を行う指導援助担当など、それぞれの専門スタッフが訓練生活をサポート。安心の訓練支援体制を整えています。
一日の流れ（例）
応募資格
主な就職先
銀行関連企業、行政機関、郵便関連企業、清掃関連企業、印刷関連企業、不動産関連企業 他