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乳幼児の不慮の事故は身近な問題
年齢 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
---|---|---|---|---|---|
0歳 死亡数(割合) | 先天奇形・染色体異常 544人(36%) | 周産期に特異的な呼吸障害等 232人(15.3%) | 乳幼児突然死症候群 92人(6.1%) |
胎児及び新生児の出血性障害等 62人(4.1%) |
不慮の事故 58人(3.8%) |
1歳から4歳 死亡数(割合) | 先天奇形・染色体異常 86人(18.4%) | 悪性新生物 61人(13.1%) | 不慮の事故 57人(12.2%) | 心疾患 22人(4.7%) | インフルエンザ 19人(4.1%) |
5歳から9歳 死亡数(割合) | 悪性新生物 77人(25.2%) | 不慮の事故 49人(16%) | 先天奇形・染色体異常 31人(10.1%) | 心疾患 19人(6.2%) | インフルエンザ 11人(3.6%) |
出典:令和2年人口動態調査(厚生労働省)
不慮の事故は、子どもの死亡順位に高い位置を占めています。
令和2年では、0歳では第5位、1から4歳では第3位、また、5から9歳では第2位となっています。
※不慮の事故とは・・・
ふわふわとした布団やよだれかけのひもによる窒息、タバコなどの誤飲、入浴中の溺水、ストーブやお湯による火傷、ベランダに身を乗り出しての転落、交通事故など、さまざまな事故があります。
事故防止の気配りでのびのび子育て
周囲のちょっとした気配りで乳幼児の事故の大部分は防げます。
子育て中は何かと大変!でも、事故が起こったらもっと大変です。
「まぁ、うちの子は大丈夫だろう」と思わず、事故防止のための気配りを忘れないでください。
「危ないからさわっちゃダメ!」、「そこは危ないから行ってはダメ!」とついつい子どもを怒ってばかり。。。そう思うことがありませんか?
事故防止の気配りをすることは、こんな言葉を減らすことにもつながります!
事故予防のポイントとしては以下のようなものがあります。
場所(屋外) |
事故予防のポイント |
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車 |
チャイルドシートは義務 |
子どもだけで車内に残さない | |
車の前後では遊ばせない。乗り降り時も注意 | |
自転車 | 子どもを乗せて放置しない |
ベビーカー・買い物カート | 不安定なので手を離さない |
クーハン(ベビーキャリー) | 転落に注意 |
道路 | 安全教育は日頃から |
ブランコ | 遊具は正しい遊び方を教える |
すべり台・ジャングルジム | 首にマフラーやひもなどをかけない。転落に注意。 |
家庭用プール | 目を離さない |
場所(屋内) |
事故予防のポイント |
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玄関 | 段差に注意 |
ドア | 開閉、ちょうつがいに注意 |
トイレ | ふたをしておく |
浴室 | 浴槽・洗面器などに水をためておかない。子どもだけで浴室に入れないようにする。 |
洗濯機 | 踏み台になるものは置かない |
洗剤 | 手の届かない所に |
ガスレンジ・鍋 | さわったり、ひっくりかえすと危ない |
炊飯器 | 蒸気によるやけどに注意 |
茶碗類 | 手の届かない所に |
テーブルクロス | 使用しない |
ビニール袋・ひも類 | かぶったり、首にからまないように |
ソファー | 寝かせない |
棚 | 床面から1メートル以上の高さの所に置く |
ストーブ・温風器 | 囲いをする。近づけすぎない |
アイロン |
使い終わったらしまう |
コンセント | キャップをする |
観葉植物 | 土を食べないように |
金魚ばち | 10センチメートルの水深でも注意が必要 |
化粧品・医薬品 |
なめたり、飲み込んだりしないように |
たばこ | たばこ、吸い殻は手の届かない所に |
ベビーベッド | 柵をする。マクラ、やわらかいフトン、前かけのひもなどによる窒息に注意 |
おもちゃ・小物 | 口に入る大きさのものは与えない、置いておかない |
ガラス窓 | 透明なものにはシールを |
ベランダ | 踏み台になるものは置かない 窓をロックする |
階段 | 柵をつける |
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