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更新日:2025年12月24日

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令和2年(2020年)大阪府産業連関表(基本表)

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結果の概要

1 令和2年(2020年)大阪府産業連関表の主要指標

【府内生産額】府内生産額 72兆546億円(H27年比7.3%増)、全国シェア 7.0%(H27年比0.4ポイント上昇)

令和2年における大阪府の生産額は72兆546億円となり、平成27年から7.3%増加しました。
また、全国生産額(1,026兆1,540億円)に対する全国シェアは7.0%となり、平成27年から0.4ポイント上昇しました。

 

府内生産額及び全国シェアの推移
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【中間投入額(=中間需要額)】 32兆2,226億円(H27年比13.5%増)

中間投入額(=中間需要額)は32兆2,226億円となり、平成27年から13.5%増加しました。

【粗付加価値額】39兆8,320億円(H27年比2.8%増)

粗付加価値額は39兆8,320億円となり、平成27年から2.8%増加しました。

 

中間投入及び粗付加価値の推移
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【域際収支】1兆570億円輸移出超過(H27年比8.8%減)

輸移出入額はそれぞれ、輸移出額 23兆7,800億円(H27年比5.2%減)輸移入額 22兆7,230億円(H27年比5.1%減)となり、
輸移出額から輸移入額を差し引いた域際収支は、1兆570億円の輸移出超過となり、平成27年から輸移出超過幅は、8.8%縮小しました。

 

域際収支の推移
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【自給率】 68.0%(H27年比4.3ポイント上昇)

自給率は68.0%となり、平成27年から4.3ポイント上昇しました。

【生産波及の大きさ】(全産業単純平均・37部門) 1.3379倍(H27年1.2791倍、H27年比0.0588上昇)

生産波及の大きさは、産業別では37部門中29部門で上昇しました。これを全産業で単純平均すると1.3379倍となり、平成27年から0.0588上昇しました。 

【府内歩留率】(全産業平均・37部門) 63.3%(H27年比0.9ポイント上昇)

府内歩留率は、全産業平均で63.3%となり、平成27年から0.9ポイント上昇しました。

【生産誘発係数】(最終需要項目計・37部門) 1.1519倍(H27年1.0711倍、H27年比0.0808上昇)

生産誘発係数は、最終需要項目計で1.1519倍となり、平成27年から0.0808上昇しました。

 

生産波及の大きさ、生産誘発係数、自給率及び府内歩留率の推移(統合大分類)
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2 大阪府産業連関表の概略

令和2年(2020年)大阪府産業連関表(基本表)の概略は、下図のとおりです。
実際の産業連関表では、供給項目である輸移入を需要側に控除項目として表示しており、タテ方向(供給)・ヨコ方向(需要)とも合計は府内生産額となります。なお、タテ方向は中間投入及び粗付加価値で、ヨコ方向は中間需要、府内最終需要、輸移出及び(控除)輸移入で構成されます。

  • 総供給(=総需要)は94兆7,776億円となりました。
    総供給は、府内生産額(72兆546億円)と輸移入(22兆7,230億円)からなります。
  • 府内生産額は、72兆546億円となりました。府内生産額の内訳は生産に用いられた投入費用の構成を示し、中間投入(32兆2,226億円)及び粗付加価値(39兆8,320億円)からなります。
  • 粗付加価値は、雇用者所得(21兆3,247億円)、営業余剰(5兆8,910億円)、資本減耗引当(9兆622億円)などからなります。
  • 総需要は、中間需要(32兆2,226億円)及び最終需要(62兆5,550億円)からなります。
  • 最終需要は、生産された財・サービスのうち最終的に使用される需要項目であり、府内最終需要(38兆7,750億円)及び輸移出(23兆7,800億円)からなります。
  • 府内最終需要は、民間消費支出(20兆7,448億円)、一般政府消費支出(7兆448億円)、府内総固定資本形成(10兆4,546億円)などからなります。
  • なお、中間需要と府内最終需要の合計が、府内需要(70兆9,976億円)となります。

令和2年(2020年)大阪府産業連関表(基本表)(概略図)
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下図は、令和2年(2020年)大阪府産業連関表(基本表)からみた財 ・サービスの流れを示したものです。
中間投入と粗付加価値の合計が府内生産額となり、府内生産額に輸移入を加えたものが総供給となり、総供給は同額の総需要となります。
総需要は中間需要及び最終需要からなり、中間需要は供給項目である中間投入と同額であり、最終需要は府内最終需要及び輸移出からなります。

令和2年(2020年)大阪府産業連関表からみた財・サービスの流れ
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(注)
1.この図において、「財」は第1次産業及び第2次産業、「サービス」は第3次産業の合計です。
2.この図において、「消費」は「家計外消費支出」「民間消費支出」及び「一般政府消費支出」の合計であり、
 「投資」は「府内総固定資本形成」及び「在庫純増」の合計です。
3.四捨五入していることから、内訳は必ずしも合計と一致しません。
4.( )は構成比を示します。

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