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令和元年度犯罪被害者週間
大阪市、堺市、大阪府警、認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンターと連携して「犯罪被害者週間」の啓発活動を行いました。
大阪府では、犯罪被害に遭われた方やその家族が直面する問題を社会全体で考え、ともに支えあう、だれもが安心して暮らすことができる大阪の実現をめざしています。このような啓発活動を通して、犯罪被害者等が置かれている状況を府民の皆様にご理解いただくとともに、被害に遭われた方が安心して過ごせるようになるにはどうすればよいのかなどを考えていただくための啓発活動を行いました。
1 「犯罪被害者週間」パネル展
11月19日(火曜日)から11月29日(金曜日)までの間、大阪市役所1階正面玄関ホールと堺市役所高層館1階北側ロビーにおいて、「犯罪被害者週間」の啓発活動として、「犯罪被害者の会(つなぐ会)」や「少年犯罪被害当事者の会」、「TAV交通死被害者の会」また「認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター」の協力を得て、犯罪被害者等の現状について理解していただくための啓発パネル展を開催しました。
※堺市役所会場は12月1日(日曜日)までの開催でした。
2 「犯罪被害者週間」キャンペーン
11月13日(水曜日)、大阪府警察コミュニティープラザにおいて、犯罪被害者支援に関するデジタル紙芝居をはじめとした「犯罪被害者週間」キャンペーンを開催しました。デジタル紙芝居では、犯罪被害によりご家族を亡くされたご遺族の方がテーマの紙芝居の朗読や、被害者が必要としている身近にできる支援を紹介し、一人の府民としてできる支援について考えていただきました。また、デジタル紙芝居に引き続いて、STAYG(ステイジー)に音楽演奏をしていただくとともに、犯罪被害者支援啓発グッズを配布して、被害者支援を呼びかける啓発活動を行いました。
3 被害者支援シンポジウム2019 条例ができた!どう変わる?どう変える?大阪の犯罪被害者支援
11月30日(土曜日)、大阪市立東成区民センター小ホールにおいて、認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催、大阪府、大阪市、堺市、大阪府警察の共催でシンポジウムを開催しました。大岡由佳様(武庫川女子大学短期大学部心理・人間関係学科准教授)に進行を務めていただき、林良平様(元・あすの会代表幹事)、武るり子様(少年犯罪被害当事者の会代表)、大川哲司様(認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター代表理事)、桑原裕司(大阪府青少年・地域安全室治安対策課長)をスピーカーに迎え、パネルディスカッションを行いました。
4 その他
スタジアム啓発
11月9日(土曜日)、ヤンマースタジアム長居で開催されたJリーグ公式試合(セレッソ大阪vs湘南ベルマーレ)において、パネル展示を行うとともに、啓発グッズを配布する啓発活動を実施しました。
ホンデリング回収ボックス設置
犯罪被害者週間事業の一環として、11月1日から11月29日まで、大阪府庁本館南玄関 ・別館1階玄関ロビーに回収ボックスを設置しました。また、昼休み中、庁内アナウンスにより、協力のお願いをしました。お陰様をもちまして、設置期間中、多くの方から351冊(内CD3枚、DVD3枚)をご寄贈いただきました。ご寄贈いただいた本等の買取相当額は、株式会社バリューブックスから認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンターに寄附されます。ご協力ありがとうございました。
また、新別館南館7階には同様のボックスを常設しておりますので、引き続きご協力よろしくお願いします。
ホンデリングについて、詳しくはこちら ⇒ ホンデリング~本で広がる支援の輪~
【本館】
【別館】