[河川管理施設] アーチ型水門の運転 

更新日:平成21年10月1日

 アーチ型水門の操作

 水門の開閉操作は、水門横に建設された管理室に操作盤が集められ、表示パネルや計器類を確認しながら行われます。
 このときの操作は次のような順序で行われます。

<配置図>
安治川水門操作説明図

サイレンの吹鳴

主水門の信号を青から赤に切り替える

緩衝(かんしょう)チェーンを張る

防じんスクリーンを開ける

主水門(アーチゲート)を閉める

防じんスクリーンを扉体に接触させる

副水門を閉める

閉鎖完了

(開操作はこの逆になります)


緩衝チェーンを張る

 水門の操作中は、航路上に船舶が来ないように警戒する必要があります。水門操作の前に、周囲の船舶に知らせるため、サイレンを鳴らし、信号灯を赤に切り替えます。
そのあと、水門の上流と下流の両岸にある巻上げ機で、ふだんは川底に沈めているチェーンを引き揚げて、漂流船舶の衝突を防止します。

<下流緩衝チェーンを揚げたところ>
チェーンを張ったところ

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防塵スクリーン開放する

 防塵スクリーンは、主水門をささえる部分へ異物が流れこむのを防ぐために設置されています。
しかし、主水門を操作するときにはいったん開放する必要があります。

<ふだんの状態から…>
普段の状態
<スクリーンを開いたところ>
全開にしたところ

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主水門を閉める

 上部の巻上げ機から、アーチ型水門本体を支えているワイヤーロープが両岸から同時にくり出され、水門が円弧をえがきながら90°から徐々に傾いていき、幅57mの河川の流れをせき止めて高潮を防御します。

全開状態
画像です。全開状態
閉鎖完了
閉鎖

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スクリーンを扉体に触れさせる

 主水門が閉まりきったときに、スクリーンを扉体に接触させます。
これは、スクリーンが高潮の波の力にさらされないようにするためと、水門を支えている部分(支承部)へ物が流れこむのを防ぐためにしています。

<主水門が全閉になったところから…>
水門が全閉でスクリーンは全開
<水門本体に接触したところ>
水門本体に接触

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副水門を閉める

副水門は、油圧シリンダによって、回転軸を大きな力で回して水路を閉鎖していきます。


全開状態
画像です。全開状態
閉鎖完了
閉鎖

以上で、水門の閉鎖は完了します。
本運転の時には、高潮が過ぎ去るのを待って、逆の手順をふんで開放していきます。

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このページの作成所属
都市整備部 西大阪治水事務所 水門グループ

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