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更新日:2025年11月11日

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2025大阪・関西万博に向けた障がいのあるアーティストによる現代アート発信事業「Art to Live」のエピローグ展を開催します

 大阪府では、大阪・関西万博を契機に、障がいのあるアーティストの作品を現代アートとして認知をより高める目的で、「2025大阪・関西万博に向けた障がいのあるアーティストによる現代アート発信事業『Art to Live』」を実施しています。
 この度、本事業では、大阪・関西万博で実施した展覧会のレガシーを引き継ぎ、後世に残すエピローグ展「Exploring Ⅲ かかわりから生まれる芸術のかけら」を開催します。また、音や動き、空間の響きを感じ取りながら、即興的に表現を生み出すワークショップをおこないますので、ご案内いたします。

開催日時

  • 2026年1月15日(木曜日)から1月25日(日曜日)

詳細

【展覧会 Exploring Ⅲ かかわりから生まれる芸術のかけら】
1 日程
 令和8年1月15日(木曜日)から1月25日(日曜日)まで
 午前10時から午後7時まで
 ※初日は午後1時から、最終日は午後4時まで
 ※1月24日はイベント実施のため午前11時から

2 会場
 Osaka Metro 本町ビル 1階
 (大阪市中央区本町3-6-4)
 Osaka Metro「本町」駅 7号出口直結
 ※7号出口付近の地下連絡通路から建物へ入り、エスカレーターまたはエレベーターで地上1階までお上がりいただけます。
 ※エレベーターをご利用の方は、改札階と地下連絡通路階の2ヶ所にあります。乗り継いで会場までお越しください。
 ※来場に際して配慮を希望される場合は、事前にArt to Live事務局までご相談ください。

3 概要
 本展は、障がいのある人による優れた作品を、現代の美術作家の活動とともに包括的に紹介することを試みる展覧会です。人間本来の感性や関わりから生まれる表現に焦点を当て、「学びのかたち」「記しと気づき」「感じるものたち」の3つのテーマのもと、9名の作者による多様な作品を紹介します。
作品と静かに向き合うひとときを通じて、人と人、そして世界との新たな関係を見つめ直す機会となれば幸いです。

(出展作家・敬称略)
大江正彦
かつのぶ
勝山直斗
齊藤彩
高田マル
中根恭子
平田安弘
松本国三
森本絵利

4 入場料
 無料

【即興音楽ワークショップ】
1 日程
 令和8年1月24日(土曜日)
 午前10時から午前11時まで

2 会場
 Osaka Metro 本町ビル 1階
 (大阪市中央区本町3-6-4)
 Osaka Metro「本町」駅 7号出口直結
 ※7号出口付近の地下連絡通路から建物へ入り、エスカレーターまたはエレベーターで地上1階までお上がりいただけます。
 ※エレベーターをご利用の方は、改札階と地下連絡通路階の2ヶ所にあります。乗り継いで会場までお越しください。

3 概要
 音や動き、空間の響きを感じ取りながら、即興的に表現を生み出すワークショップをおこないます。
 参加者同士の関わりの中で生まれる感覚や、その場で生まれる表現の瞬間をみんなで共有します。

4 定員
 15名(事前申し込み制、先着順)

5 参加対象
 3歳以上どなたでも(小学生以下の方は保護者同伴でご参加ください)

6 ゲスト
 鈴木潤 氏(鍵盤プレイヤー、作曲家)

7 申込方法
 下記の申込方法に記載の「Art to Live 公式ウェブサイト」からお申し込みください。

8 参加費
 無料

9 その他
 本プログラムは展覧会の開場時間前に特別に開催します。
 日本語のみでの実施です。
 広報やアーカイブ用として、当日の様子を記録撮影し、SNSなどで発信する予定ですので、予めご了承ください。
 ※来場に際して配慮を希望される場合は、事前にArt to Live事務局までご相談ください。

申込方法

申込方法

下記の申込先URLに記載のArt to Live 公式ウェブサイトからお申し込みください。公式ウェブサイトからの申込みが難しい方は電話にて受け付けします。
電話番号:06-6777-8303(一般社団法人日本現代美術振興協会)

申込先URL

Art to Live 公式ウェブサイト(外部サイトへリンク)

その他

定員:15名(先着順)
参加費:無料

Introduction

高度情報化社会が進む現代、私たちはパソコンやスマートフォンの中に存在するAIを相手に物事を進める機会が増えました。しかし、人間は本来、周囲との関わりの中で経験を重ね、感覚や知恵を育み、生きる力を身につけてきました。

言語によるコミュニケーションが難しくとも、造形的な表現を通じて自己を発露し、言葉では表しにくい事物を伝え、感覚を提示する人々がいます。何かに制限があるからこそ予想もしない発展を遂げ、没頭しつづけてきた時間が裏付けとなって、作者たちは唯一無二の表現を結晶させます。

そうして生まれた表現や作品は、しばしば日々の営みと深く結びついており、家庭環境や学校生活の経験、身近な動植物や素材、あるいは人との関わり―それらが表現の背景に静かに息づいています。かたちに留まりにくい表現は、他者に受けとめられることで初めて世に知られることも多く、その過程自体にも関わりを強く感じるでしょう。
本展では、「学びのかたち」「記しと気づき」「感じるものたち」という3つのキーワードを手がかりに、学びの基礎から生まれた唯一無二の造形群、かたちが留まりにくい表現の記録、そして感性に導かれ描かれた作品群を紹介いたします。

作品と静かに向き合い、その背景に思いを馳せ、想像力を巡らせること―それは、鑑賞者自身の中に眠っていた記憶や感覚を呼び覚まし、世界を新たな角度から見つめ直す契機となるでしょう。本展を通じて、現代社会においていっそう重要性を増す「感性」や「人と人、そして周囲との関わり」について、同じ時代を生きる皆さまと共に思索を深める場となることを願っています。

お問合せ

Art to Live事務局
メールアドレス info@art-to-live.net
電話番号 06-6777-8303(一般社団法人日本現代美術振興協会)

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