南河内の農空間 > 南河内の農空間保全活動 > 大規模災害時における農業用水を活用した防災活動に関する協定
阪神淡路大震災では、消火用水や生活用水の不足が問題となり、多様な水源確保の必要性が明らかになりました。一方で、都市部における農業用水は住民の身近にあり、災害時の水源として、非常に有効なものとして期待されています。
大阪府では、農家の営農活動を通じて保全されている農業用水を、大規模災害時に市町村などが消火用水や生活用水に円滑に利用できるよう、「大規模災害時における農業用水を活用した防災活動に関する協定」の締結を推進しています。
令和元年7月30日、下記の3者で協定を締結しました。
協定締結団体
・富田林市
・富田林市喜志土地改良区
・大阪府南河内農と緑の総合事務所
R1.11.10 喜志地区連合町総代会防災訓練にて地域住民へ協定締結を報告
改良区理事長から、防災協定の趣旨等について説明
令和元年10月3日、下記の5者で協定を締結しました。
協定締結団体
・松原市
・別所連合町会
・別所水利組合
・別所財産区管理会
・大阪府南河内農と緑の総合事務所
地域のお住まいの方へ協定の内容をPRすることに加え、農空間の多様な公益的機能への理解を深めていただくため、管内のため池や水路にPR看板を設置しました。
看板のデザインは、平常時の農業用水を水が滴る様子に、災害時の防災用水を感嘆符に見立てて、2つの水がスイッチする様子を表現しています。農業用水の防災活用を通じて農業用水施設を地域の財産として大切に守っていただけるよう、取り組んでいます。
PR看板
PR看板設置の様子
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このページの作成所属
環境農林水産部 南河内農と緑の総合事務所 耕地課
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