令和4年（2022年）8月24日　知事記者会見で使用した資料の説明

会見項目「新型コロナウイルスの感染状況等」で使用した資料

7日間毎の新規陽性者数（８月23日時点）

• 新規陽性者数の前週比は、前週がお盆であった影響を受け約1.22倍と増加しているが、前々週と比べると同程度で、概ね横ばいで推移。
• 直近１週間の新規陽性者数は約20,213人/日と、大規模な感染が継続

検査件数と陽性率（8月23日時点）

• 陽性率は、8月23日時点で67.2％と、8月１9日の過去最高（68.2％）からほぼ横ばいで推移。
• 自費検査及び無料検査の陽性判明率は前週より減少。
• 若年軽症者無料検査センターでの陽性率は43.5%。

年代別新規陽性者数の推移（8月23日時点）

• お盆明け以降、年代別新規陽性者数（７日間移動平均）は増加傾向。
• 直近1週間の新規陽性者の年齢区分（全陽性者数に占める割合）は、 60代以上が依然高く、直近1週間で17.1％。

クラスター状況【実数】（公表日別）（８月17日時点）

• 8月4日から10日までにおいて、特に高齢者施設関連クラスターの発生施設数及び陽性者数が急増していたが、8月11日から17日の1週間では、各施設ともに減少

クラスター状況【実数】（月単位）（８月17日時点）

• 8月（17日時点）のクラスター発生施設数は、医療機関関連や高齢者施設関連で、2月・3月を上回る規模で発生。
• １施設あたりの陽性者数（単純計算）は、2月・3月に比べるとやや少ない。
• ただし規模の大きいクラスターが一部存在。

新型コロナウイルス感染症患者受入病床の確保状況

• 重症病床使用率（コロナは軽症中等症だが、その他疾病で重症病床における入院加療が必要な患者数を除く）は、8月23日時点で15.6％。軽症中等症病床使用率は、8月23日時点で73.9％。
• 運用率は約8割とひっ迫。

新型コロナウイルス感染症宿泊・自宅療養者、入院・療養等調整中者数

• 宿泊療養施設居室使用率は、8月23日時点で62.9％。
• 現在、自宅待機している方（自宅療養者数、入院・療養等調整中者数の合計）は222,689人と高水準。

会見項目「令和４年度第５号補正予算の主な概要」で使用した資料

令和４年度第５号補正予算の概要

• コロナの長期化に加え、原油価格・物価高騰から府民や事業者の活動を守る施策等に必要な経費を追加するため、第５号補正予算として専決処分。　
• 第５号補正予算の一般会計予算規模は31億円。
  内訳としては、原油価格・物価高騰対策関係等として、事業者への支援に25億円、長期求職者等への支援に２億円、コロナからの回復に向けた誘客促進への取組みに２億円。

農業者・畜産農家への支援

• 肥料価格高騰への支援として、農業者に対し、肥料の価格上昇に応じた支援を実施。
• 配合飼料価格高騰への支援として、畜産農家に対し、配合飼料価格上昇分の一部を補助。

公衆浴場業者、トラック事業者への支援

• 公衆浴場事業者への燃料費支援として、入浴料の価格統制を受けており、燃料費高騰により経営に大きな影響を受けている公衆浴場事業者に対し、燃料費上昇相当分を補助。
• トラック事業者への経営支援として、長引く燃料費高騰の影響を受ける一方で、価格転嫁が進んでいない府内トラック事業者の経営を下支えするため、支援金を支給（府トラック協会を通じて支援）。

公共交通事業者、福祉サービス事業者への支援

• 公共交通事業者に対する令和４年度第３号補正予算の追加支援として、路線バス、タクシー事業者に対し、燃料費上昇相当分を補助。
• 福祉サービス事業者に対する令和４年度第３号補正予算の追加支援として、通所系・訪問系の介護サービス及び障がい福祉サービス事業者に対して、送迎用等車両の燃料費上昇相当分を補助。

NEXTステージ総合支援事業

• 長期求職者等への支援として、コロナ禍や物価高騰等の影響により特に厳しい状況にある長期求職者や非正規雇用労働者を正規雇用につなげるとともに、企業の人材育成の取組みを支援。

海外に向けた大阪の魅力発信

• コロナからの回復に向けた誘客促進の取組みとして、大阪・関西万博を見据え、落ち込んでいるインバウンド需要を回復させるため、大阪の魅力ある観光資源等を活用したプロモーション動画を海外に発信し、大阪への観光等誘客を促進することで、観光産業の早期回復に取り組む。 

会見項目「カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金　選定結果」で使用した資料

カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金　選定結果

• 大阪府では、2025年大阪・関西万博の機会を活かして、カーボンニュートラルに資する最先端技術の開発・実証にチャレンジする企業を後押しするため、「カーボンニュートラル技術開発・実証事業」を実施している。
• このたび、対象事業の公募を行い、応募のあった２８件のうち、８件について交付を決定した。

カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金　選定結果（２）

• 令和4年度選定事業、計８件。

会見項目「広域的な自転車通行環境の充実」で使用した資料

広域的な自転車通行環境の充実

• 大阪府・大阪市・堺市では、2025年大阪・関西万博の開催を契機に、国内外からの多くの来阪者が安全、快適に府内各地を自転車で周遊できるよう、「広域的な自転車通行環境整備事業計画」を策定した（令和４年８月）。
• 整備対象ルートとして４つのルートを選定し、自転車通行環境の充実を図る。

会見項目「パートナーシップ宣誓証明制度　府内自治体との連携開始について」で使用した資料

大阪府パートナーシップ宣誓証明制度　府内自治体との連携開始

• 大阪府では、性的マイノリティ当事者の方が、お互いを人生のパートナーとすることを宣誓した事実を府が公に証明する「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」を実施
• 府内で同様の制度を実施している８市と連携し、自治体間での転居時に必要となる手続きを簡素化