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更新日:2012年4月16日

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平成24年度第3回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題4】

議題4 経営形態の見直し検討項目(A項目)及び類似・重複している行政サービス(B項目)について

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資料4-1 基本的方向性(案)の概要

基本的方向性(案)の概要(PDF:190KB)

基本的方向性(案)の概要(PPT:485KB)

資料4-2 経営形態の見直し検討項目(A項目) 基本的方向性(案)

経営形態の見直し検討項目(A項目) 基本的方向性(案)(PDF:949KB)

資料4-3 類似・重複している行政サービス(B項目) 基本的方向性(案)

類似・重複している行政サービス(B項目) 基本的方向性(案)(PDF:4,177KB)

※資料に基づき、大都市制度室長から説明

【大都市制度室長】
19日の統合本部会議で2点指摘を受けた。一つは、各項目の具体的な工程を入れているが、平成27年度にしっかり実現できるように、今後の進め方を詰める際に検証して欲しい。もう一つは、施設では、ファシリティ・マネジメント、府だけ市だけというのではなくて、府市の施設それぞれを有効活用できるような視点で検討を進めて欲しいという指摘を受けた。現在検討中。別の機会に議論をお願いしたい。

【総務部長】
基本的方向に沿って、さらに具体化を図っていくということだと思う。具体的な結論、時期、財源負担の問題もあると思うが、出てきた段階で改めてこの場で議論することになる、という理解でよいか。

【木村副知事】
工程管理は統合本部ですることを考えているのか。

【大都市制度室長】

  • 基本的には、行政ベースで事務的に進められるものは、しっかり進めさせていただきたい。
  • 検討途上のもの、例えば文化施設、大学などは、全体について府市統合本部で議論しており、そこで引き続き管理していくことになると思うが、進め方については相談させていただきたい。
  • 実務的に進行管理できる部分とそれ以外の部分があり、分けて進めていきたい。
  • その上で、議会で意見をいただく必要があり、市町村なり関係方面からも意見をいただかないといけないと考えており、これらを踏まえて最終案にしていく。
  • 項目ごとに時期はずれると思うが、まとめていき、統合本部、そして戦略本部会議で方針の確認、決定をしていただきたいと考えている。

【政策企画部長】

  • 大学、文化施設などは、大きな方向性が出ているが、今後どのようにまとめていくか、課題がある。下水道も、市の役割、府との関係など、大きな方向性だけが示されているが、今後ブレイクダウンする必要があるものがある。工程の整理とともに、ステップアップした段階で、報告いただきたい。
  • 財政負担の問題についても具体化した段階で、議論させていただきたい。
  • 制度改正に伴う独法化についても、独法同士の合併については法で許されたらという前提となっているので、今後要望していくことになるだろうが、それまでの過程をどうするのか。また、病院では、住吉病院のことは決着したが、他の部分をどうするかという課題が残っている。検討をお願いする。

【綛山副知事】

  • A項目は経営形態の問題なので、専門的に顧問・参与のみなさんに入っていただいて、議論させてもらったが、B項目は、府市の連携や重複のそぎ落としが中心なので、基本は副知事・副市長のマネジメントでやるが、必要に応じて顧問・参与の意見も聞かせていただく中で、よりいいものをつくっていったと思う。
  • 一定の方向性が決められたので、今後各論の検討を行うときには、できるだけ僕らでできるものは僕らでやっていこうという姿勢で取り組んでいけばいいと思う。
  • 都市魅力創造戦略など、施設・施策が市内のものだからということで、大阪府と大阪市で検討を進めてきたが、府内市町村も頭の中において、府内市町村との情報交換が必要。
  • ある団体と話をしていたときに、病院の議論をするのであれば、うちの団体も関係するので議論に参加させてもらう、という話があった。各部の問題かもしれないが、具体化するにあわせて、これまでお付き合いのある団体や関係者にも情報を提示してほしい。

【大都市制度室長】

  • 項目によって、熟度も内容も異なるので、具体化にあたっては、その都度ご相談させていただきたい。
  • 市町村との関係については、市長会や町村長会に加え、市町村の担当部長に集まっていただき、説明を行う機会を設ける予定。そこで、中身についてしっかり情報提供したい。

【小河副知事】

  • 大きな話でここで触れられていないのが、現業職員の大阪市の中での扱い方の問題。現状では、水道であれば3セクに移籍させるという方向になっているし、他も同様だが、本当にそれでいいのか。一方で、技術を海外に売り込んでいこうとしているのに、負荷をかけていいのかと思っている。現業の方でがんばっている人がいる。それらの人は各部局で抱えているという考え方もあるが、それ以外の方をどうするのか。結果として、すべての方をどこかに移籍させるということもあると思うが、十分な検討もなく、すべての現業職員を同じように扱っているのはいかがなものか。それが、合併する際の支障になりかねない。市はちゃんと検討しているのか。改めて確認したい。
  • 3セクに移籍させれば、本体は楽になるだろうが、3セクで同じ問題が出てくる。そこまでわかってやっているのだろうか。

【総務部長】

  • 水道については、府には当事者性がないが、府では水道サービス公社を廃止して、整理してきているのに、同公社と同じようなものを大阪市がつくろうとしている。それでいいのだろうか。
  • 府としてこの間3セクの見直しをやってきているので、その経験を踏まえた府としての意見を言っておかないと、将来統合した際に、もう一度同じ問題を解決しなければならないという事態になる。

【政策企画部長】
問題の多くが大阪市にある項目が結構あるが、都になったときに府としてどのように向き合うかということについて、今から整理していくことが必要。

【綛山副知事】

  • 地下鉄、バス、水道について、経営改善方策の実施というが、どれだけの人員で、直営、委託、民間活力のどれでやるのかについて、各論に落ちていないので、このような議論が続いてしまう。
  • 経営形態の大きな方向性が出た以上は、府として経験を紹介する中で、あとは市においてきっちり各論に落として検討してもらわないといけない。
  • 平成27年に府市が統合されるのであれば、府がやっているレベルと同じレベルまで市にやってもらった上で、対等に法人等の合併をしないといけない。

【大都市制度室長】
統合にあたってはまだまだ課題がある。本部長である知事とともに今指摘のあったような課題整理に取り組んでいきたい。

【知事】

  • 基本方針の方向で進めてもらいたい。
  • カウンターパートで話を進め、話がまとまった段階で、府市それぞれの意思決定機関にかけ、その上で実施していくことになる。
  • 財政負担の話については、府総務部と市財政局で詰めてほしい。

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