「PM2.5」は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が2.5μm(0.0025mm)以下の微小な粒子のことです。非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系に加え、循環器系への影響を及ぼすことが心配されています。物の燃焼などによって直接排出されるもの(一次粒子)と、大気中のガス状物質が化学反応により生成されるもの(二次粒子)があり、国内の発生源だけでなく海外からの移流の影響も考えられます。
11月から5月にかけては、PM2.5濃度が高くなりやすく、ビルや家庭の暖房、冬季特有の「逆転層」といわれる気象条件の影響、さらに春先の黄砂飛来の影響等があり、とくに注意が必要です。
大阪府は、PM2.5が高濃度になると予測される場合、速やかに防災情報メールでお知らせしています。また、こちらのページでも詳細な情報発信を行います。
本日のPM2.5濃度(外部サイト) 大阪府内の本日のPM2.5濃度状況及び注意喚起について表示します。(大阪府の大気情報のページへのリンク)
大阪府の注意喚起について PM2.5が高濃度のときに、大阪府が注意喚起のお知らせを行う方法、マニュアル類などを掲載しています。
PM2.5測定結果の考察 大阪府内のPM2.5測定値のグラフや、測定結果からわかることなどを掲載しています。
関連リンク PM2.5の注意喚起などに関するサイトのリンクです。
このページでは、立方メートルをm3と表示しています。
・施設関係者向けマニュアルを改訂しました。(令和4年10月)
・PM2.5の注意喚起のチラシを作成しました。(令和4年10月)
注意喚起は、府の防災情報メールで配信しますので、ご登録がお済みでない方はぜひご登録ください。
なお、登録時に配信条件の設定で「お知らせ」項目を「希望する」に変更していない場合、迷惑メール防止機能でブロックされている場合、アドレス変更後に再登録されていない場合などは、お知らせメールが届きません。「登録したのに届かない」方は、登録状況をご確認ください。
防災情報メールの登録方法
防災情報メールの登録画面で「お知らせ」の項目を選択された方に配信されます。
・防災情報メールの詳しい登録方法(ワード版) [Wordファイル/469KB] (PDF版) [PDFファイル/327KB]
(関連サイト) おおさか防災ネット(防災情報メール)はこちら(外部サイト)
大阪府は、PM2.5濃度が国の暫定指針値(日平均値70μg/m3)を超えることが予測されると判断した場合、大阪府の全域に注意喚起を行い、以下の行動の目安を呼びかけます。
注意喚起時の行動の目安
・屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らす。
・換気や窓の開閉を必要最小限にするなど、外気の屋内への侵入をできるだけ少なくする。
・呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、高齢の方は体調に応じて、より慎重に行動する。
大阪府は、府域が狭小であること等から、注意喚起は全域に行うこととしています。
注意喚起の予測にあたっては、府域を6つの地域に分けて(※1)、地域ごとに濃度レベル(※2)を算出した上で、1つの地域でも判断濃度を超えた場合(※3)には、大阪府の全域に注意喚起を行います。
(※1)「府域を6つの地域に分ける」とは
注意喚起の予測にあたり、大阪府内を次の6地域に区分します。
地 域 | 市 町 村 名 |
大阪市 | 大阪市 |
堺市 | 堺市 |
北摂 | 豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、 |
北・中河内 | 守口市、枚方市、八尾市、寝屋川市、大東市、門真市、 |
南河内 | 富田林市、河内長野市、松原市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、 |
泉州 | 岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、 泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町 |
・学校、幼稚園、高齢者施設など各種施設関係者向けマニュアル(令和4年10月改訂版)New!!
施設関係者向けマニュアル [Wordファイル/1.56MB] 施設関係者向けマニュアル [PDFファイル/705KB]
・PM2.5の注意喚起について(令和4年度版)New!!
PM2.5の注意喚起について [PDFファイル/1.44MB]
・大阪府の大気情報のページ (外部サイト)
・環境省「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」(外部サイト)
環境省では、大気汚染及び健康影響の専門家による「PM2.5に関する専門家会合」を設置し、濃度が高くなった場合における注意喚起等の指針をとりまとめています。
・環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)のページ(外部サイト)
・黄砂情報のページ(環境省、気象庁)(外部サイト)
このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ
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