ついに今年度最後の講座です!
第1回から第3回の講座では、「環境データ」を起点に具体的な環境事象について最新の動向を知り、データの活かし方を体験しました。
第4回、第5回は連続講座にて、個別事象を包括した「SDGs達成」を環境データの観点から迫っていきました!
★第4回の実施結果はこちらです
「SDGsって、環境と関係あるん?」、「自分なにしたらええのん?」、「”データ活用”言われてもイメージわけへんわ」
第4回講座で、より身近で具体的にイメージできた「SDGs」達成に向けた取組みを踏まえ、毎日の暮らしのなかでムリなく自分にできることを実際にはじめるため、参加者みんなで考える集大成です。
イベント当日だけで終わらない、未来につながる時間も共有しましたので、その様子をご紹介します。
第5回講座にご参加いただいた方はもちろん、このページをご覧になった「あなた」も、講座のグラフィックレコーディング画像をどんどんSNS拡散してください!また、講座後に作成されたデータ可視化グラフや活用アイデアも、どんどんSNS発信してください!ハッシュタグは「#大阪府常時監視」「#データ活用」です。
講座にご参加いただいた方をはじめ、本プロジェクトに関わっていただいているみんなとつながり、環境データを軸にした環境配慮行動や活動を継続していきましょう!
1.開催日時 | 2.講座内容 | 3.講師等のプロフィール |
4.当日の様子レポート | 5.環境データ可視化発表会 作品&結果 | 6.講座に関連するデータはこちら |
7.もっと詳しく知る!つながる!第5回講師等の情報はこちら | 8.参加者アンケートの結果 | 9.周知・取組状況 |
10.来年度以降の活動お知らせ |
令和4年1月15日(土曜日)13時30分から16時30分まで
講演 気象観測講座 | 対談 気象庁 大気海洋部 気候情報課 課長補佐 高橋 宙氏 講演 YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏 |
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YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏
大学院時代には、気象予測モデルを使用したシミュレーションを活用した事例研究を行う。 その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立しYuMake合同会社を設立。 気象データの提供を通じて、アプリやWebサービス等の付加価値向上、データ分析サービスへの気象データ活用に取り組む。 2017年から2018年にかけては、ハルカス大学と共同で地域での気象情報活用を推進するイベント「ハルカス気象大学」を実施。 「気象は人の生活のどこにでも関わっている」ことから、Code for Ikomaの立ち上げを機に、視野を広めることも含めてCivicTechやGovTechの領域へも挑戦。 地域におけるオープンデータ活用・ITを活用した地域活性化、行政におけるデジタルトランスフォーメーション・働き方改革・EBPMなどの伴走型ワークショップなども実施している。 ■経歴等 YuMake合同会社 代表社員 CEO 総務省 地域情報化アドバイザー / 一般社団法人 コード・フォー・ジャパン フェロー 大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員 / Code for Ikoma 代表 / 防災士 |
気象庁 大気海洋部 気候情報課 課長補佐 高橋 宙氏
気象大学校卒。各地の気象台、気象研究所、気象庁気候情報課、大阪管区気象台等を歴任。 気候変動やヒートアイランド分野、リスク管理における気象情報の活用技術等において、地方自治体や産業界を支援している。 |
あるが ゆう氏
”即興描き”が得意な、グラフィックファシリテーター。 大学の卒業研究で「グラフィックレコーディング」を自らテーマにしたことをきっかけに、グラフィッカー歴6年目・全国で活動をしています。 原動力は、相手や知らない世界の「分からなさ」とそれを「知ること」。 普段は、港区のIT会社で事業開発の部門に所属し、新卒時から2足のわらじを奮闘中! |
第5回講座は、新型コロナウイルス感染の急拡大により、全オンラインにて実施しました。
本講座、令和3年11月19日の募集開始時点では対面のみで実施する予定でしたが、新型コロナ感染急拡大の影響により直前に全面オンライン実施に変更いたしました。これに伴い、アスマイルと連携したハルカスバックヤードツアーも中止といたしました。
・・・と、いうことで、急遽オンラインイベントになってしまいましたが、参加者の皆様とは肩ひじ張らず、ゆるくお話したりつながりを持ちたい、という思いから、オンラインホワイトボード「miro」への書き込みをご案内!
とはいえ、「miro」とはなんぞやの「ことはじめ」をYuMake合同会社 佐藤様に教えていただきました。
参加者の皆様には、アイスブレイクの「特技」から、各講演、データ可視化発表会に至るまで、「感じたこと」「思ったこと」「ちょっとしたつぶやき」などを講座中に自由に書き込んでいただきました。
「miro」をはじめて使う方もおられたようですが、たくさんの書き込みをお互いにシェアでき、とても盛り上がりました。
続いて第5回のスペシャルゲスト、気象庁 高橋様による「気象観測教室」!
この日は快晴、ハルカスからの眺めは青空広がるクリアな良い景色で、「気象観測教室」日和でした。
気象データは「お天気」だけではない、衣料品や食料品の販売促進のマーケティング戦略など、実は身近なくらしの裏側でも活用されているそうです。
続いて、気象庁 高橋様とYuMake合同会社 佐藤様の気象観測対談!
同じ気象データを「行政」と「民間」の異なるお立場から扱うお二人から、社会実装を仕掛ける面白さ、私たちにできる身近な視点についてお話しいただきました。
続いて、第4回から第5回の間に募集していた「環境データ可視化チャレンジ」の応募者プレゼンテーションです。
イラスト、Tableau、グラフの埋め込みなど、様々な手法により、「シェアしたくなるおおさかの環境データ」を可視化いただきました!
発表会の結果は 5.環境データ可視化発表会 作品&結果 でご紹介します!
続いて、YuMake合同会社 佐藤様による講演です。
第4回でご説明いただいた“気付き”と“アイデア”でつながり活動を継続する「シビックテック」の先、観測データを活用した先進事例や、今後私たちがデータ取得をする意義、プロジェクトの継続化について楽しくご説明いただきました。
最後にグラフィックレコーダー あるが様から、グラフィックレコーディングを交えた振り返りのご説明をいただきました。
<おまけ>
今年度最後の講座ということで、終了後にざっくばらんなオンライン懇親会を実施しました。
本プロジェクトのテーマソングも誕生?!今後、この取組みを続けていくために欠かせないつながり作りができました。
受賞者の皆様には、ハルカス大学、YuMake合同会社、気象庁 高橋様からご提供いただいた副賞を進呈しました!
ハルカス大学賞 | YuMake賞 |
作成者:I氏 | 作成者:T氏 |
大阪府賞 |
作成者:N氏 |
windy.com(外部サイト)
YuMake合同会社 佐藤様の講演で紹介された、風や気温、一部の大気汚染物質等が地図上で一見してわかる全球モデルです。
BreezoMeter(外部サイト)
YuMake合同会社 佐藤様の講演で紹介された、空気質(Air Quality Index)を算出して可視化しているサイトです。
POTEKA(外部サイト)
さまざまな場所に設置可能な小型気象計と、それらを結ぶネットワークで構成された、高密度な気象情報の公開サイトです。
お天気把握は公的で大きな観測所だけのシゴトでなく、個人の取組みでも発信できる!これはプロジェクト継続のキーになるかもしれませんね!
気象庁(外部サイト)
みなさま超おなじみ!気温、降水量、湿度、・・・気象データが詰まっています。
データという素材のみならず、実は家電や清涼飲料水を掛け合わせた調査など、気温データを活用したビジネス展開についての情報もありますよ!
大阪府の大気情報(大気汚染常時監視ページ)(外部サイト)
大阪府内の大気を毎日測定、1時間ごとのデータをリアルタイムで公表しています。最大50年以上前からご提供が可能です!
気温や風、光化学オキシダントやPM2.5など、実は意外と測っている項目がたくさんありますよ!
YuMake合同会社 | Twitter(外部サイト) / Facebook(外部サイト) | |
あるが ゆう様 | Facebook(外部サイト) | |
「ハルカス大学」プロジェクト | Twitter(外部サイト) / Facebook(外部サイト) | |
気象庁 | Twitter(外部サイト) / YouTube(外部サイト) |
※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。
アンケートの詳しい結果はこちらのファイルをご覧ください! ( [Wordファイル/327KB] / [PDFファイル/401KB] )
講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNSで発信しましょう!また、本日のお仲間の取組みをフォローしましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#環境データ活用」「#大阪府常時監視」です。
来年度以降の活動についてはこちらのページで順次更新していきます。どうぞお楽しみに!
このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ
ここまで本文です。