第1回 SDGsで未来の環境を考えよう〜SDGs de 地方創生カードゲーム〜 実施結果

更新日:2024年4月1日

令和3年度からはじまった、「データを見る・知る・活かす!持続可能なくらし創造プロジェクト」。これまでに5回のイベントを実施したところです。
令和4年度は、高校生以上を対象として、私たちの暮らしを取り巻く環境事象を環境データから正しく理解し、毎日の生活で自分ができる行動を継続的に取り組んでいくための拠点をつくります。

第1回は環境も含めて視野を広く持ち、暮らしを俯瞰するため、「SDGs」をテーマに実施しました。

空や海、河川など暮らしに深くかかわる生活「環境」問題、温暖化や海洋プラスチックなど世界規模の「環境」問題、いろいろな「環境」がありますが、その問題を解決するためには、「環境」分野だけに注力すればよいのでしょうか?!

・・・ということを考えるきっかけにしていただくため、大阪府と大阪市から環境データ活用事例やパートナーシップによる身近なコミュニティの成功事例をご紹介するとともに、その実践編として、カードゲームでまちづくりを疑似体験した回でした。
安全・安心・持続可能で暮らしやすい社会をつくるためには、どうすればよいのでしょうか。
“特定分野に特化する?” “関係者間の合意があれば何をしてもOK?” “お金があればすべて解決?”
参加者の皆様にはどのような気付きがあったのでしょうか?

それでは、当日の様子をお届けします!
 

今回実施したカードゲームはこちら!
カードゲーム「SDGs de 地方創生」
参加者は最小で6、最大で16の地域で活躍するプレイヤー(行政、住民)に分かれてそれぞれの役割(行政:予算を執行 住民:一次産業従事者、工場経営、市民)を演じることで未来のまち(豊かなまち、消滅可能性の高い都市)を体験できるカードゲーム。(SDGs de 地方創生 運営事務局ホームページのカードゲーム「SDGs de 地方創生」より要約)

目次

1.開催日時2.プログラム3.講師のプロフィール
4.当日の様子レポート5.イベントに関連するデータ6.もっと詳しく知る!つながる!第1回講師等の情報
7.参加者アンケートの結果8.SNSでの周知・取組状況9.データを見る知る活かす実践編&次回以降のお知らせ

1.開催日時

令和4年6月25日(土曜日)14時から16時30分まで

2.プログラム

(1)情報提供
 大阪府・大阪市:パートナーシップでつくろう!みんなのくらし〜身近な事例をご紹介〜

(2)ワークショップ
 カードゲーム「SDGs de 地方創生」
 講師:SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター / 風の人研究所 サガワ ミユキ様

3.講師のプロフィール

SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター

風の人研究所 サガワ ミユキ氏

 サガワ様

講師よりメッセージ
「SDGs de 地方創生」というカードゲームを実施しました。参加者31人が12チームに分かれて、人口減少時代のまちの未来を切り開くゲームに挑戦。2030年にどんなまちになっているのかを、ひと足先に知ることができました。その体験をふりかえって、「SDGsはまちの至るところで取り入れられていて身近だったこと」「SDGsや地方創生が投げかける問いのこたえは、一人ひとりのなかにあること」「一人ひとりに未来を変える力があること」などをあらためて認識する機会となり、日々の行動について見直すきっかけになったようです。

※このゲームは、授業、チームビルドの初動、研修(企業、自治体等)で実施されている、対話型ゲームです。開催依頼やゲーム内容等に関する問い合わせは、「6.もっと詳しく知る!つながる!第1回講師等の情報はこちら」内の、「風の人研究所」のX(旧Twitter)かInstagramへ、DM(ダイレクトメッセージ)で直接お問い合わせください。

■経歴等
モットー「ワクワクする未来を関西から」
大阪市立大学大学院創造都市研究科修士(都市政策)
修論「デザイン(デザインシンキング)を媒介とした市民参加の成立条件」
神戸大学大学院✕大阪イノベーションハブ 戦略的企業家のためのアントレプレナーシップ・カリキュラム2期生修了
行動経済学会会員
日本地域経済学会会員
イノベーション研究会2.0会員

4.当日の様子レポート

定員20名で、当日参加は31名!
20代が最多、10代から60代以上まで幅広い年代の方々にご参加いただきました。
そして今年度からはじめてイベントに参加してくださった方が全体の8割以上でした!

下記アイコンをクリックするとイベントのダイジェスト動画にリンクします。
YouTubeリンク

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参加者の皆様には、受付でシールアンケートにご協力いただきました。
テーマはイベントにちなんで、「あなたの興味のあるゴールはナニ?」
SDGsの17のゴールから興味のあるものを選んで、丸シールを貼ってもらいました!

分野では「地球」が割と多め?
全体の結果をシェアします!

シールアンケート

おそろいの名札も作成して、全員着用!準備完了!

ネームカード
このデザイン、実は昨年度にグラフィックファシリテーターあるが ゆう様につくっていただいたものなのです!
今年度もつかわせていただきました。デザインをみてピンときた方、いらっしゃいますか?

皆さんの気分は、にっこり多めでした!!

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さあ、イベントスタートです!
まずは大阪府から、イベントの趣旨やプロジェクトの展開についてご説明!

下記アイコンをクリックするとアーカイブ動画にリンクします。
YouTube

大阪府説明@大阪府説明A

なぜ「環境データ活用」でSDGs? カードゲーム関係ある? と疑問に思われるかもしれません。
ざっくりいうと、難しく捉えがちな「環境データ」は、実はとっても身近で、私たちの暮らしをより便利で快適にするポテンシャルを秘めている、でもひとりでは活用しにくい、じゃあ産学官民つながってプロジェクトにしちゃおう!まずは「環境」に特化せずに環境が内包される「SDGs」で大局的に捉えよう!というわけです。

改めてアナウンスさせてください!
ぜひ皆様ご一緒に、環境データ利活用によるわくわくする暮らしを創造しましょう!プロジェクトへのご参加を心よりお待ちしています!

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 続いて大阪市より、産学官民のパートナーシップで進める大阪市の成功事例のお話です!このプロジェクトで参考にしたい仕組みや取組みをたくさんご紹介いただきました!

下記アイコンをクリックするとアーカイブ動画にリンクします。
YouTube

大阪市説明@大阪市説明A

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続いて、本日のメイン、SDGs de 地方創生カードゲーム!
SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター サガワ ミユキ様にファシリテートいただき、たっぷり2時間のカードゲームのスタートです!

参加者は「行政」、「住民」に大別され、さらに2、3人ごとの細かい役割を担います。
ゲームでは、「人口」「経済」「環境」「くらし」の4つの視点からまちづくりを実践!
チーム内はもちろん、他チームとのコミュニケーションが必須です。皆さん席を立って動き回り、あちらこちらで相談と交渉をし、とても盛り上がりました!

カードゲーム

カードゲームの結果は、「暮らし」がダントツ豊か、次点で「経済」!
シールアンケート結果で人気の高かった「地球」に関連する「環境」は?(小声)
「人口」はかなり減ってしまう結果になりました。
※「良い結果」や「悪い結果」という評価はありません。

ゲーム終了後はチーム内外で意見交換を行い、自分の気付きをシェアします。皆様たくさんの共感や発見があり、SDGs達成への行動や「環境」分野の関わりへの理解、参加者間でのつながり作りなどにつながったようでした!

以上、当日の様子レポートでした!ここまで読んでくださりありがとうございます。

.イベントに関連するデータ

大阪府環境白書
わたしたちが毎日当たり前すぎて気付かない環境のあれこれが、数値になってまるわかり!
CO2排出量や大気・水質の観測データ、ごみ量や森林面積など「こんなんあるん?」なデータはExcel形式でダウンロードが可能です。

大阪府の大気情報(外部サイト)
大阪府内の大気を毎日測定、1時間ごとのデータをリアルタイムで公表しています。最大50年以上前からご提供が可能です!
気温や風、光化学オキシダントやPM2.5など、実は意外と測っている項目がたくさんありますよ!

大阪府におけるSDGsの取組み
イベントを機にSDGsに関心を持ってくださった方へ!大阪府ではSDGsに関して様々なプロジェクトを展開しています!

.もっと詳しく知る!つながる!第1回講師等の情報

風の人研究所サガワ様 X(旧Twitter)(外部サイト) / Instagram(外部サイト)
「ハルカス大学」プロジェクトハルカス大学 X(旧Twitter)(外部サイト) / Facebook(外部サイト)
大阪市 環境局 総務部 企画課大阪市 X(旧Twitter)(外部サイト) / Facebook(外部サイト) / Instagram(外部サイト)
大阪府 環境農林水産部 環境管理室エコライブラリ

※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。

.参加者アンケートの結果

24名の方にご回答いただきましたアンケート結果です!
ご協力ありがとうございました。

アンケート

今回の講義はあなたの行動を変えるきっかけになりそうか?という質問に対して、83%の方が「今後の行動を変えるきっかけになりそう」と回答してくださいました!

また、「データを見る・知る・活かす!持続可能なくらし創造プロジェクト」について知っていたかという質問に対しては、54%の方が今回初めて知って初参加、29%の方が以前から知っていたが今回初参加と回答してくださり、初めて参加される方が約8割という結果になりました。

回答いただいた方の内、20代が37%で最多となりましたが、10代から60代まで幅広い世代が方々がご参加くださったことがわかりました。

.SNSでの周知・取組状況

講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNS発信しましょう!また、本日のお仲間の取組をフォローしましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#環境データ活用」「#大阪府常時監視」です。

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ハルカス大学インターン生のInstagramでも、このイベントをシェアいただきました!

ハスカス大学

皆様からのご投稿もお待ちしています!
 

9.データを見る知る活かす実践編&次回以降のお知らせ

第1回の広報を戦略的に分析して次に活かすために、ホームページアクセスやX(旧Twitter)インプレッションを可視化してみました。その結果をちょっとだけシェアします。

広報結果

トップページの閲覧数は、イベントの報道提供日が一番多いという結果でした。
また、X(旧Twitter)の表示回数は初日から伸び悩んでいたものの、イベント当日は1240回も表示いただきました。
次回はさらに多くの人に見ていただえるよう、魅力的なページ作りを目指します!

※X(旧Twitter) : 「データを見る知る活かす!持続可能なくらし創造プロジェクト」事業公式X(旧Twitter)(令和3、4年度に運用)
  トップページ:データを見る・知る・活かす!持続可能なくらし創造プロジェクトのページ
  事業ページ:トップページの1階層下、第1回の詳細情報を掲載したページ(本ページの前身)

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今回得られた成果は、これからのイベント広報に還元して、こちらのページに掲載していきますのでお楽しみに!次回以降もわくわくをお届けします!

プロジェクトの運営側になってくれる方も大募集です!
ぜひ参加してみたい、関わってみたいと思った方は、お気軽にご連絡くださいませ!

大阪府 環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ
E-mail:kankyohozen-01@gbox.pref.osaka.lg.jp

指さし画像

このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ

ここまで本文です。


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