狭い道路の多い木造密集市街地では、大規模地震などが発生した際に、避難や消防活動が困難になる恐れがあります。
災害時の被害を軽減するため、有効幅員6m以上の道路の整備を促進しています。
― 事例 ―
内容 | 歩行者しか通ることができなかった2.7mの道路を、6m(歩道+4mの車道)に拡幅 |
変化 | ・車も歩行者も安全に通れるようになった ・それまで接道がなく、建替えができなかった敷地での建替えができるようになった |
整備前後の写真 | |
場所 | 東大阪市瓜生堂 |
木造密集市街地では、大規模地震などが発生した際に、地震によって発生した火災の燃え広がりなどにより、被害が拡大する恐れがあります。安全性を高めるために、一定のエリアごとに延焼を防ぐ“延焼遮断帯”の整備を行っています。
(※延焼遮断帯…都市計画道路などの広幅員の道路と沿道の耐火建築物などにより構成される帯状の不燃化空間のこと)
府の道路整備は広域ネットワークの形成等を主な目的としているため、密集市街地内の下記の2路線について、延焼遮断空間の確保の観点から、通常の道路事業と別枠の予算を確保し、密集市街地整備のための国からの交付金事業等を活用し、早期の整備を推進しています。
【事業中の路線】
三国塚口線(豊中市庄内地区)、寝屋川大東線(門真市北東部地区)
このページの作成所属
都市整備部 事業調整室都市防災課 密集市街地対策グループ
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