人権問題に関する府民意識調査報告書(分析編) 人権問題に消極的な態度・意識を分析する 1.はじめに−分析に当たって−

更新日:2012年3月28日

人権問題に関する府民意識調査検討会委員
奈良教育大学名誉教授 中川喜代子

1.はじめに−分析に当たって−

 2005年人権問題に関する府民意識調査では、セルフ・エスティームとの関係を分析した※が、人権問題に関する意識調査の場合、「建前」の意識を回答する傾向が一定の属性と深く関係していて、いわゆる無関心層の分析には期待する資料が得られなかった。
 2010年人権問題に関する府民意識調査(以下「本調査」という。)では、人権問題にネガティブな層の分析に焦点を当てることにした。そこで、
(A)日常的に生起している様々な生活領域における人権的問題状況に対する回答者の態度
(B)差別や差別に関わる問題の解決について、積極的/消極的な意見に対する回答者の
態度・意識
の2点について、それぞれ関連する質問項目からスケールを作成し、そのスコア別に、以下の質問とクロス集計し、相関関係を分析することによって、特に人権問題に関する意識・関心が低い層の特性を明らかにすることを目的としている。

(1) 主要な個別の人権問題に関する基本的な意識の状況(問1)/差別に関する基本的な認識(問2)
(2) 住宅を選ぶ際の忌避意識(問4)
(3) 個別の人権問題に関する行政の取組み状況の変化(問7)
(4) 人権問題に関する学習経験(問8)
(5) 同和問題を知ったきっかけ(問11)
(6) 同和地区に関する意識の現状(問13)
     同和問題に関する差別意識がなくならない理由(問13-1)
(7) 同和地区に対するイメージ(問14)
  同和地区にイメージを持った理由(問14-1)
(8) 同和地区の人たちに対する就職差別の現状認識(問15)
  就職差別の解決に向けた将来展望(問15-1)
(9) 同和地区の人たちに対する結婚差別の現状認識(問16)
  結婚差別の解決に向けた将来展望(問16-1)
(10)差別的な発言に対する態度(問17)
(11)「同和地区の人はこわい」というような話を聞いた経験(問18)
  「同和地区の人はこわい」というような話を聞いた人との関係(問18-1)
  「同和地区の人はこわい」というような話を聞いたときの感想(問18-2)
(12)同和地区やその住民との関わり(問19)
(13)同和問題解決のために効果的と思われる施策、取組み(問20)
(14)回答者の性別(問21)
(15)回答者の年齢(問22)
(16)回答者の配偶関係(問23)
(17)回答者の人権問題の解決に向けた活動状況(問25)
(18)回答者の最終学歴(問26)
(19)回答者の職業(問27)
(20)回答者の現在の暮らし向き(問28)

※「慣習や風習への態度」及び「セルフ・エスティーム」と人権意識
(人権問題に関する府民意識調査報告書(調査検討会委員分析) 平成18年(2006年)3月大阪府)



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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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