ギャンブル等依存症対策

更新日:2023年4月17日

IR整備法による規制に加え、大阪独自の対策を講じ、懸念事項の最小化を図ります

ギャンブル等依存症対策

 大阪IRの実現に向けて、既存のギャンブル等に起因するものも含めて、ギャンブル等依存症問題に正面から取り組み、ギャンブル等依存症対策のトップランナーをめざし、発症・進行・再発の各段階に応じた、防止・回復のための対策について、世界の先進事例に加え、大阪独自の対策をミックスした総合的な取組みを構築していきます。
 大阪府ギャンブル等依存症対策基本条例を制定し、知事をトップとする大阪府ギャンブル等依存症対策推進本部を設置するとともに、IR開業に向けて依存症対策の拠点を新たに設置し、総合的な支援体制の強化・拡充を図ることとしています。 

  

対策例
IR事業者の対策例大阪府・大阪市の対策例
MGMの知見やノウハウを最大限活かし、責任あるゲーミングの取組みを着実に実施します。普及啓発、相談支援体制、治療体制、切れ目のない回復支援体制の強化とともに、
大阪独自の支援体制構築を推進します。

厳格な入退場管理・利用制限措置
 ・カジノ施設への入場等回数制限
 ・本人、家族等の申出によるカジノ施設の利用制限
 ・最先端のICT技術の活用等による厳格な入退場管理
普及啓発の強化
 ・依存症防止プログラムや相談機関等に関するリーフレット等の配備
 ・ゲーミング教室等を通じた安全なプレイの推進
相談体制の構築
 ・24時間、365日利用可能な相談体制等の構築
その他事業者独自の対策
 ・視認とICT技術を活用した問題あるギャンブル行動の早期発見
 ・賭け金額や滞在時間の上限設定を可能にするプログラムの導入
 ・外部専門家からなる提言機関の設置
 ・大阪における専門人材育成への協力 など

大阪独自の支援体制の構築
 ・悩みを抱える方へのワンストップの支援拠点として「(仮称)大阪依存症センター」を設置
普及啓発の強化
 ・若年層向けの予防啓発
 ・SNS等を活用した広報啓発
相談支援体制の強化
 ・身近な相談拠点での相談対応
 ・研修等による相談員等の育成
治療体制の強化
 ・専門医療プログラムの普及啓発
 ・大学や研究機関との連携による治療の充実
切れ目ない回復支援体制の強化
 ・行政、民間団体が連携しての回復支援
その他の対策
 ・ギャンブル等依存症研究の推進 など

⇔連携


 

シンガポールにおけるギャンブル等依存症対策

  2010年に2つのIR施設が設置されたIRの先進事例であるシンガポールでは、国家依存症管理機構(NAMS)を設立し、ギャンブルに関する相談業務を24時間対応で実施するなど、IRのオープン前から国をあげて依存症対策に取り組むことで、オープン後の方が、「ギャンブル等依存が疑われる者等」の割合が減少したという実績があります。
 大阪においても、IRを契機として既存のギャンブル等を含めた依存症問題に正面から取り組み、「ギャンブル等依存が疑われる者等」の割合の低減をめざしていきます。
  
シンガポールにおけるギャンブル等依存症有病率の推移

                    

 関連するリンク

ギャンブル等依存症対策(健康医療部保健医療室地域保健課へのリンク)

  

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このページの作成所属
IR推進局 企画課 総務・企画グループ

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