大阪IRの実現に向けて、既存のギャンブル等に起因するものも含めて、ギャンブル等依存症問題に正面から取り組み、ギャンブル等依存症対策のトップランナーをめざし、発症・進行・再発の各段階に応じた、防止・回復のための対策について、世界の先進事例に加え、大阪独自の対策をミックスした総合的な取組みを構築していきます。
大阪府ギャンブル等依存症対策基本条例を制定し、知事をトップとする大阪府ギャンブル等依存症対策推進本部を設置するとともに、IR開業に向けて依存症対策の拠点を新たに設置し、総合的な支援体制の強化・拡充を図ることとしています。
IR事業者の対策例 | 大阪府・大阪市の対策例 |
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MGMの知見やノウハウを最大限活かし、責任あるゲーミングの取組みを着実に実施します。 | 普及啓発、相談支援体制、治療体制、切れ目のない回復支援体制の強化とともに、 大阪独自の支援体制構築を推進します。 |
厳格な入退場管理・利用制限措置 | 大阪独自の支援体制の構築 |
⇔連携
2010年に2つのIR施設が設置されたIRの先進事例であるシンガポールでは、国家依存症管理機構(NAMS)を設立し、ギャンブルに関する相談業務を24時間対応で実施するなど、IRのオープン前から国をあげて依存症対策に取り組むことで、オープン後の方が、「ギャンブル等依存が疑われる者等」の割合が減少したという実績があります。
大阪においても、IRを契機として既存のギャンブル等を含めた依存症問題に正面から取り組み、「ギャンブル等依存が疑われる者等」の割合の低減をめざしていきます。
このページの作成所属
IR推進局 企画課 総務・企画グループ
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