ここから本文です。
国指定天然記念物の新指定について
国指定天然記念物の新指定について
報道提供日時 |
2025年06月20日 17時 00分 |
---|---|
内容 |
6月20日(金曜日)に開催された国の文化審議会において、マチカネワニ化石について、国指定天然記念物に新たに指定するよう文部科学大臣に答申されました。 <今回指定される天然記念物> <指定対象の所在地> <概要> マチカネワニ化石は、今から50~40万年前のある時期に日本列島に生息していた大型のワニ類の絶滅種で、国内で確認されている同時代の四足脊椎動物化石の中でも、最も完全な全身骨格です。この化石標本は、昭和39年5月の大阪大学豊中キャンパス建設の際に発見されました。 地質学、古生物学、病理学など多角的な視点からの調査・研究が実施され、東アジアを代表する巨大爬虫類であってワニ類の進化系統を議論する上で重要な化石標本であることがいっそう明らかとなっています。以上のようにマチカネワニ化石は、日本の古脊椎動物学史上重要な化石であり、ワニ類の進化を解明する研究においても不可欠な標本であることが評価されました。
詳細については添付資料をご覧ください。 |
部局 |
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ |
ダイヤルイン番号 |
06-6210-9899 |
メールアドレス |
bunkazaihogo@sbox.pref.osaka.lg.jp |