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「石川早生芋(いしかわわせいも)」を「なにわの伝統野菜」として新たに追加!

「なにわの伝統野菜」が25品目になりました!

報道提供日時

2025年10月03日

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内容

大阪府では、府内で昭和初期以前(概ね100年前)から栽培され、歴史・伝統をもつ大阪独自の品目について、「なにわの伝統野菜」として認証する制度を平成17年に創設し、これまで天王寺蕪をはじめ24品目を認証しています。
このたび、昨年11月の「河内れんこん」「海老芋」に引き続き、新たに「石川早生芋」を「なにわの伝統野菜」として認証し、合計25品目となりましたので、お知らせします。 

「石川早生芋(いしかわわせいも)」とは

  • 南河内郡石川村(現河南町)を原産とし、聖徳太子が墓地を磯長村(現太子町)の叡福寺に造営された時に、奈良法隆寺から持参した芋の一株が、土地に適し付近の篤農家によって改良されたのが始まりといわれている。
  • 別名「襟かけ」とも呼ばれ、葉柄の下の方に着物の襟をかけたような状態で黒褐色の部分が現れる。
  • 粘質で味が良く、品質がよい。
  • 府内全域、特に南河内・泉州地域で栽培され、昭和30年代より府内産の種芋が他都道府県に流通し、全国的に生産されている。

石川早生芋写真1 石川早生芋写真2

石川早生芋写真3

なにわの伝統野菜とは

(1)昭和初期以前(概ね100年前)から大阪府内で栽培されてきた野菜。
(2)苗、種子等の来歴が明らかで大阪独自の品目、品種、栽培方法によるもの、又は府内特定地域の気候風土に育まれたものであり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜。
(3)現在も府内で生産されている野菜。

認証品目(25品目)

毛馬胡瓜(けまきゅうり)、玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)、金時人参(きんときにんじん)、大阪しろな(おおさかしろな)、天王寺蕪(てんのうじかぶら)、田辺大根(たなべだいこん)、芽紫蘇(めじそ)、服部越瓜(はっとりしろうり)、鳥飼茄子 (とりかいなす)、三島独活(みしまうど)、吹田慈姑(すいたくわい)、泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)、高山真菜(たかやままな)、高山牛蒡(たかやまごぼう)、守口大根(もりぐちだいこん)、碓井豌豆(うすいえんどう)、難波葱(なんばねぎ)、堺鷹の爪(さかいたかのつめ)、馬場なす(ばばなす)、貝塚澤茄子(かいづかさわなす)、大阪黒菜(おおさかくろな)、海老芋(えびいも)、河内れんこん(かわちれんこん)、石川早生芋(いしかわわせいも)


国連では、2030年までの国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本取組は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。

SDGsロゴ2 SDGsロゴ13 SDGsロゴホイール

大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。

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