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堺第7-3区 共生の森が「自然共生サイト」に認定されました

報道提供日時

2024年10月23日

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内容

 堺第7-3区 共生の森(※1)は、産業廃棄物埋立処分場において20年以上にわたり森づくり活動を行ってきた場所で、森が育つにつれ、昆虫類や鳥類など、数多くの生き物が見られるようになっています。
この度、その生物多様性の価値が評価され、「自然共生サイト(※2)」として環境大臣認定されることが決定しました。つきましては、10月25日に環境省から認定証が授与されますのでお知らせします。


〈自然共生サイト認定証授与〉

日時 令和6年10月25日(金曜日)16時から16時20分
場所 大阪府咲洲庁舎23階 中会議室
授与者 環境省近畿地方環境事務所 次長・統括自然保護企画官
受領者 大阪府環境農林水産部長

(※)一般の方は傍聴出来ません。
 

(※1)堺第7-3区 共生の森について

堺第7-3区は、昭和49年2月から平成16年3月まで30年間に渡り府内の産業廃棄物を受け入れ埋立てしてきた大阪府堺臨海部の産業廃棄物埋立処分場です。
この堺第7-3区(約280ヘクタール)のうち、市民・NPO等の参加のもと森として整備することが位置づけられた約110ヘクタールの区域を「共生の森」として、平成15年度から府民や企業の皆様と共に森づくりを進めています。共生の森の詳細についてはこちらをご確認ください。

〈堺第7-3区 共生の森のPRポイント〉

かつて海であった産業廃棄物処分場においてゼロから⾃然創出を⾏っており、⾃然遷移の過程を⾝近にモニタリングできる場所です。
・広⼤な草地、植樹や⾃⽣による森林、⾃然沈下した⽔⾯や湿地など多様な環境があり、年を追うごとに当初は⾒られなかった⽣き物が⼊ってきています。
・周辺の⾃然地と連続していないため、ほ乳類や⿂類、希少な海岸性植物などの移動経路についても様々な可能性が考察できる場所です。

(※2)自然共生サイトについて

令和4年12月に開催されたCOP15での国際目標「30by30(陸域と海域の30%以上を保全)」に基づき、環境省が令和5年度に、生物多様性の保全が図られている区域「自然共生サイト」の認定制度を創設しました。令和6年度前期認定は、全国で69か所、うち大阪府では3か所でした。
(1)大阪梅田ツインタワーズ・サウス
(所在地:大阪市、申請者:阪神電気鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪急阪神不動産株式会社、阪急阪神ビルマネジメント株式会社、阪神園芸株式会社)
(2)おおさか環農水研 生物多様性センター
(所在地:寝屋川市、申請者:地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所)
(3)堺第7-3区 共生の森
(所在地:堺市、申請者:大阪府)
これにより、令和5年度からの累計は、全国で253か所、うち大阪府では9か所となっています。
自然共生サイトの詳細、その他地域の認定状況は環境省HP(外部サイトへリンク)をご確認ください。

 

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堺第7-3区 共生の森(全景)


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共生の森(森の様子)


30by30

 


 

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国連では、2030年までの国際目標として「持続可能な目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本取組みは、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。

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