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今シーズン初めてインフルエンザウイルスが検出されました

今後の流行に備え、基本的な感染対策の徹底と、予防接種のご検討をお願いします

報道提供日時

2024年10月03日

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内容

 季節性インフルエンザについて、大阪府保健所管内において今シーズン初めて「インフルエンザウイルス(AH1pdm09亜型)」が検出されました(※)。
 インフルエンザは、例年、秋から冬にかけて流行する傾向にあるため、今後、感染拡大する恐れがあります。手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策を心がけましょう。また、ワクチン接種もご検討ください。

 なお、インフルエンザの感染予防について注意喚起を行うため、今後、原則として毎週木曜日にインフルエンザの発生状況をお知らせします。(ただし、木曜日が祝日の場合は、翌開庁日にお知らせします。)


※季節性インフルエンザは、流行期に合わせて、例年9月初旬頃をシーズン開始時期とし集計を行っています。今シーズン(2024/2025シーズン)の開始日は9月2日でした。
 検出にあたっては、シーズン開始日以降に採取の協力が得られた検体を対象に、培養検査等を行っています。

インフルエンザの発生状況

大阪府内の発生状況

 2024年第39週(9月23日から9月29日)の大阪府における定点あたりの患者報告数(※)は「0.49」でした。

【数値の目安】
・流行期入り…1
・注意報基準…10
・警報基準…30

※「定点あたりの患者報告数」とは
 定点医療機関からの総患者報告数を定点医療機関数で割った数のこと。
 定点医療機関とは、定点把握対象5類感染症(インフルエンザ等)の発生状況を地域的に把握するため、人口及び医療機関の分布等を勘案して選定した医療機関のこと。府内のインフルエンザの定点医療機関数は約300。

 数値は速報性を重視しているため、その後の調査により公表数値に若干の変更が生じる可能性があります。

インフルエンザの流行状況グラフ

国内の発生状況

 国立感染症研究所発行の病原微生物検出情報(IASR)の速報によると、第36週(9月2日から9月8日)以降、他府県においてもAH1pdm09亜型及びAH3亜型が報告されています。
 定点あたりの患者報告数については、関連リンクの「インフルエンザに関する報道発表資料2024/2025シーズン(厚生労働省)」をご覧ください。

インフルエンザの予防対策

  • こまめに手洗いや手指消毒を行いましょう。
  • 咳やくしゃみが出る時は「咳エチケット」を心がけましょう。
    • 症状がある場合に外出する際は、人混みは避け、マスクを着用しましょう。
    • 重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、受診時や医療機関・高齢者施設を訪問するときはマスクを着用しましょう。
  • 発熱などの体調不良時にそなえて、常備薬を確保しておきましょう。
  • 日頃から栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとり、身体の抵抗力を高めましょう。
  • 重症化を防ぐために、ワクチン接種をご検討ください。

検査、病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ先

地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課:06-6972-1327

部局

健康医療部

保健医療室感染症対策課

防疫グループ

ダイヤルイン番号

06-6944-9156

メールアドレス

kansenshotaisaku-g03@gbox.pref.osaka.lg.jp