女性専用のHIV・梅毒等臨時検査として、女性スタッフによる「レディースデー検査」を実施します。
女性の医師、保健師、薬剤師に、感染症や女性特有の病気などについて気兼ねなく相談することができますので、定例検査(※)に行くのをためらっている女性や、じっくり相談がしたい女性は、「レディースデー検査」の受検をご検討ください。
(1)日時
8月から11月の最終月曜日
8月26日、9月30日、10月28日、11月25日
(2)受付
午後6時から午後7時30分まで
予約不要で先着50名まで
(3)検査項目(血液検査)
HIV(受検必須)、梅毒、B型肝炎
(4)実施場所
スマートらいふクリニック(chotCAST)
大阪市中央区東心斎橋1-7-30 21心斎橋ビル4階
(心斎橋駅5・6番出口より徒歩4分、長堀橋駅7番出口より徒歩1分)
(5)費用
無料
(※)定例検査
「レディースデー検査」以外でも無料・匿名でHIV・梅毒等検査を受けることができますので梅毒等の感染が気になる女性は、検査を受けて早期発見・早期治療につなげましょう。
●保健所・保健センター
平日の昼間(保健所により実施日時は異なります。)
●スマートらいふクリニック(chotCAST)
毎週火曜日・木曜日の夜間、土曜日・日曜日の昼間
※日時や場所の詳細は、関連資料「大阪府におけるHIV・梅毒等検査・相談場所」をご確認ください。
(参考資料) ※図は感染症発生動向調査システムより大阪府作成。
過去25年で最多となった昨年に次いで今年も梅毒報告数が多く、中でも20歳から24歳の女性の感染が目立っています。
(1)梅毒の状況
1.大阪府の経年的梅毒報告数
2023年は、梅毒が全数把握感染症になった1999年以降、最多の報告数となりました。(図1)

2.2023年 大阪府の梅毒年代別割合
女性は20代が全体の60%以上を占めています。(図2)

(2)梅毒の特徴
梅毒に感染すると、性器や口腔内にしこりができる、リンパ節が腫れる、手のひらや足の裏など体中に発疹ができるといった症状が見られます。
しかし、症状が出ないこともあり、その場合は血液検査でしか感染を知ることができません。
早期に治療をすれば治りますが、感染していることに気付かず放置すると、心臓、血管、脳などに病変が生じることがあります。髄膜炎、進行性麻痺、認知症といった重大な障がいを起こす場合もあります。
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