6月1日から7日は、「HIV検査普及週間」です。
大阪府の2023年の新規HIV感染者報告数は63人、新規エイズ患者報告数は17人と、ピーク時よりは減少しているものの、依然として二桁の報告があります。また、HIV感染者の約8割が20代から30代の若い世代です。
HIV感染症は、感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送れるようになっています。
また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、感染リスクが大きく低下することも確認されています。
感染に不安がある方は、検査を受け、早期発見・早期治療につなげましょう。
【検査の実施場所】
(1)大阪府9保健所及び政令市・中核市の保健センター等
HIV・梅毒等検査を無料・匿名で受けることができます。
(2)chotCAST(大阪検査相談・啓発・支援センター)
夜間(火曜日、木曜日)や土曜日・日曜日に、HIV・梅毒等検査を無料・匿名で受けられます。
※詳細は、下部関連資料「大阪府におけるHIV・梅毒等検査・相談場所」をご覧ください。
《参考》
大阪府では、HIV検査普及週間に合わせて、以下の啓発活動を行っています。
1.大阪府感染症対策課による取組
■大阪梅田地下街・大阪モノレール車内で、HIVや梅毒啓発動画のデジタルサイネージ放映
■SNS配信やホームページバナーでHIV検査普及週間について広報
■chotCAST(大阪検査相談・啓発・支援センター)で無料・匿名検査実施、受検者に啓発物品を配付
2.大阪府保健所による取組
■ポスター掲示、啓発グッズの配架・配布
場所:各保健所、保健所(一部)管内の駅・教育機関、保健センター等
啓発グッズ:HIV検査案内カバー付き付箋・ポケットティッシュ、やさしい日本語のHIV啓発カード、梅毒啓発クリアファイル、梅毒啓発カード(以上すべて大阪府感染症対策課作成)、厚生労働省作成梅毒チラシほか
■HIV検査普及週間に関する情報発信や検査の呼びかけ
媒体:各保健所ホームページ、市町村広報誌、ラジオ放送、SNS配信
具体的な取組は、下部関連資料「HIV検査普及週間取組概要」をご参照ください。
参考
 
 
グラフ 左右の入れ替え済み
出典「感染症発生動向調査システム」より大阪府作成
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