大阪府では、ひとりでも多くの府民の方に「臓器移植」についての理解を深めていただくため、10月の「臓器移植普及推進月間」に合わせてさまざまな啓発を実施します。
臓器移植は、臓器の機能が著しく低下し、移植によってのみ回復が見込まれる人に対して行う医療で、臓器提供者はもとより、広く社会の理解と支援があって成り立っています。臓器を「提供する」「提供しない」の意思を表示することは、家族が臓器提供の意思決定をする際の助けとなります。この機会に、家族や大切な人と「移植」のこと「いのち」のことを話し合い、ぜひ意思表示をお願いします。
1.大阪グリーンライトアッププロジェクト2025
臓器移植法が施行された10月16日は『グリーンリボンデー』です。「グリーン」は、移植医療のシンボルカラーであり、毎年、この日は家族や大切な人と、「移植」のこと、「いのち」のことについて話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する機会として、全国各地でライトアップが行われます。この光には、ドナー(臓器提供者)への感謝に加え、移植を待つ人たち、移植医療を支える医療者等へのエールの意味も込められています。
府内では「大阪グリーンライトアッププロジェクト2025」として、以下4箇所でのライトアップを実施し、「太陽の塔」、「ドーンセンター」では、16日(木曜日)だけでなく、臓器移植推進国民大会当日の26日(日曜日)までライトアップを実施します。
【日程】
開催日 |
ライトアップ時間(予定) |
会場 |
住所 |
令和7年10月16日(木曜日)
~10月26日(日曜日) |
日没後から
23時00分まで |
日本万国博覧会記念公園
「太陽の塔」 |
大阪府吹田市千里万博公園1-1 |
日没後から
21時30分まで |
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) |
大阪府大阪市中央区大手前1-3-49 |
令和7年10月16日(木曜日) |
日没後から
22時00分まで |
大阪城天守閣 |
大阪市中央区大阪城1-1 |
日没後から
21時00分まで |
天保山大観覧車 |
大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 |
※天候等の状況により、ライトアップの時間の変更や中止となる場合がございます。
※全国のグリーンライトアップの実施状況については、グリーンリボンキャンペーンのホームページをご確認ください。
【グリーンリボンについて】
グリーンリボンは、世界的な移植医療のシンボルマークです。グリーンは、「成長」と「新しいいのち」を意味し、臓器提供者と移植が必要な患者さんのいのちのつながりを表現しています。

2.イベントでの啓発
次のイベントでガンバ大阪のオフィシャルマスコット「モフレム」入りの特別デザイン臓器提供意思表示カード及びリーフレット等を配布し、移植医療に関する啓発を行います。
開催日時 |
イベント名 |
場所 |
令和7年10月19日
(日曜日)
11時00分から
16時00分まで
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第52回堺まつり |
堺東駅から堺駅周辺 |
令和7年10月25日
(土曜日)
10時00分から
15時00分まで
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第51回すみよし区民まつり |
沢之町運動場、住吉区民センター、住吉区役所周辺
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※天候等の状況により、変更や中止となる場合がございます。
※啓発資材の配布は無くなり次第終了しますのでご了承ください。
【ガンバ大阪オフィシャルマスコット「モフレム」入り臓器提供意思表示カード】

3.【募集中】10月に臓器移植推進国民大会を開催します!
より多くの皆様に、臓器移植医療について関心を寄せていただき、意思表示やご家族との対話に繋げていくとともに、府内の関係機関の連携を強化することを目的に、「第26回臓器移植推進国民大会」を10月に大阪で開催します。
臓器移植のことをあまりご存知ない方にも、臓器移植のことを考えていただくきっかけになるようなプログラムとなっておりますので、是非ご参加ください!
・開催日時:令和7年10月26日(日曜日)13時30分から16時30分(開場:12時30分)
・会場:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1丁目1番27号)
※プログラムやお申込み等詳細は、ホームページをご確認ください。

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