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【過去最高を更新!】伝染性紅斑(りんご病)の定点あたりの報告数が過去最高になりました

妊娠中の方などは、手洗いや咳エチケットなどの感染防止対策を心がけましょう。

報道提供日時

2025年05月29日

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内容

 伝染性紅斑(りんご病)の2025年第21週(5月19日から5月25日)の大阪府における定点当たりの患者報告数が「1.71人」となり、現行の調査方法となった1999年以降最高となっており、警報基準(定点当たり2人)に迫る勢いで増加しています。
 伝染性紅斑は、風邪様症状を呈し、頬がリンゴのように赤くなることが特徴の呼吸器感染症で、飛沫・接触感染により感染します。
 感染は5~9歳での発生が最も多く、ついで0~4歳で多いとされていますが、妊婦の方が感染すると流産のおそれがあります。
 妊娠中、あるいは妊娠の可能性のある方やその周囲の方は、手洗いや咳エチケットなどの感染防止対策を心がけましょう。

(伝染性紅斑)定点あたり報告数

〇伝染性紅斑とは
 伝染性紅斑はウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。10~20日の潜伏期間の後、微熱・風邪に似た症状が出現した後、頬がリンゴのように赤くなる発しんが出現します。
 感染経路は、飛沫感染、接触感染により伝播します。

〇感染防止対策のポイント
 手洗いと咳エチケットが重要です。


もずやん(手洗い&咳エチケット)

 

〇受診のポイント
 熱や倦怠感が出現した後に発しんが出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。また、感染しても症状がないこと(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、受診や妊婦検診の際に医師に伝えてください。

検査・病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ:地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課
電話番号 06-6972-1321(代表)

部局

健康医療部

保健医療室医療・感染症対策課

感染症企画グループ

ダイヤルイン番号

06-6944-9156

メールアドレス

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