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【過去最多を更新!】百日咳の報告が5月時点で年間最多数を超えました

手洗い、咳エチケットなど日頃からの感染症対策をしっかりと行いましょう

報道提供日時

2025年05月22日

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内容

 令和7年第20週(5月12日から5月18日)までに報告された大阪府内における百日咳(5類感染症・全数把握※)の累積患者報告数が「1110人」となり、百日咳が2018年に5類感染症・全数把握になって以降、過去最高であった2018年の1年間の累積患者報告数「1065人」を超えました。
 百日咳は、百日咳菌による長引く咳が特徴の呼吸器感染症で、飛沫・接触感染により感染します。大阪では9歳~14歳の小児で多く発生しています。また、ワクチン未接種の乳幼児で重症化しやすいです。乳児への定期予防ワクチン接種や、手洗いや咳エチケットなどの感染防止対策を心がけてください。

※5類感染症・全数把握とは
 感染症法では、症状の重さや感染力などから1類~5類感染症等に分類しており、全ての医師が届出を行う感染症(全数把握)と指定した医療機関のみが届出を行う感染症(定点把握)があります。

 

(百日咳)報告数

 

〇百日咳とは
 百日咳は百日咳菌によって引き起こされる呼吸器感染症です。特有のけいれん性の咳発作が特徴で、いずれの年齢でもかかりますが、小児が中心となっています。乳児では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至ることもあります。
 感染経路は、飛沫感染、接触感染により伝播します。

〇感染防止対策のポイント
 手洗いと咳エチケットが重要です。小児の重症化予防には、定期接種の5種混合ワクチン等が有効です。


もずやん(手洗い&咳エチケット)

 

〇受診のポイント
 咳が2~3週間続く場合は、速やかに医療機関を受診してください。

検査・病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ:地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課
電話番号 06-6972-1321(代表)

部局

健康医療部

保健医療室医療・感染症対策課

感染症企画グループ

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