えだまめの栽培管理作業

更新日:2016年10月7日

えだまめの主な栽培管理作業

トロ箱での育苗種まき・育苗

 直まきする場合と苗を作って定植(移植)する場合があります。
 一般的に移植栽培の方が生育が揃うといわれています。
 写真はトロ箱に種をまいて苗を作っている様子です。
 本葉が出始めた頃に畑に定植します。
 ハウス栽培では2月上旬から3月上旬、露地栽培では3月下旬から5月上旬に種をまきます。
定植直後

かん水(水やり)・土寄せ・追肥

 定植後はかん水をします。
 その後、1から3回株元に土寄せをして、根張りをよくしたり、倒伏を防ぎます。
 土寄せをする際に追肥も行います。
 

えだまめの花病害虫防除

 生育が進むと枝の付け根あたりに白い小さな花が咲きます。
 この頃に、カメムシ類やヤガ類などの防除をします。
 放っておくと、花が咲いても莢がつかなかったり、莢の中に実が入らないことがあります。
 






   実が入った後も幼虫が侵入して豆を食害するので防除は欠かせません。
ヤガ類による食害
収穫作業収穫

 開花から約40日で収穫です。
 収穫作業はすべて人の手で行うため、多くの労力がかかります。
莢取り機出荷調整作業

 えだまめは収穫すると時間とともに豆の糖分(甘み)・アミノ酸(旨味)が減少していくので、鮮度が大切です。
 鮮度を保つため枝付きで出荷することもありますが、八尾市では莢だけの出荷が主流です。
 大規模な農家では莢取り機を使用して、枝から莢を外して選別を行います。
 市場では虫食いや1粒莢は評価が低いので、品質の良いものを選びます。
 収穫作業よりも時間と人手がかかります。 

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 農の普及課

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