点字のしくみ

更新日:2024年3月6日

点字のしくみ

タテ3点、ヨコ2点の6点の組み合わせでできています。この単位を「マス」と言います。
読む側からみて6つの点は、左上を「(1)」の点、左の真ん中を「(2)」の点、左下を「(3)」の点、右上を「(4)」の点、
右の真ん中を「(5)」の点、右下を「(6)」の点といいます。 
母音を表す部分(「(1)・(2)・(4)」の点)と、子音を表す部分(「(3)・(5)・(6)」の点)によって構成されています。

             「あ行」は、母音を表す部分(「(1)・(2)・(4)」の点)を組み合わせて、次のように表します。
tenji1    tenji2

            では、「か行」はどのように表すでしょう。 「か行」を表すときは、「あ行」に子音を表す部分「(6)」の点を加えると「か行」となります。
            tenji3

            「か行」と同じように「さ行」は、「あ行」に「(5)と(6)」の点を加えます。
            「た行」は「(3)と(5)」の点、 「な行」は「(3)」の点、 「は行」は「(3)と(6)」の点、
            「ま行」は「(3)と(5)と(6)」の点、「ら行」は「(5)」の点を加えます。
            tenji4

            これで、あ・か・さ・た・な・は・ま・ら行が読めるようになりました。
            あともう少しです。「や行」、「わ行」、「ん」を覚えてみましょう。

            「や行」は、母音をそのまま一番下へ移動させて、「(4)」の点をつけます。
            tenji5

            「わ行」は、母音を一番下に移動すると、「わ行」になります。
            tenji6

            「ん」は、「(3)と(5)と(6)」を組み合わせると、「ん」になります。
            tenji7

            これで、50音が読めるようになりました。日本語には、このほかに小さな「っ」(促音)、のびる音(長音)、
            「てんてん」のある文字(濁音)や、「まる」のある文字(半濁音)、小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」が付く文字(拗音)や、 
            それが濁った文字(拗濁音・拗半濁音)があります。
            
            50音や小さな「っ」(促音)やのびる音(長音)などの点字のしくみについては、下の項目(PDFファイル)をクリックしていただきますと
            一覧表が表示されます。

              50音の点字のしくみの一覧表はこちらから [PDFファイル/21KB]
            50音以外
             ・小さな「っ」(促音)、のびる音(長音)の点字のしくみの一覧表はこちらから [PDFファイル/215KB]
             ・「てんてん」のある文字(濁音)や「まる」のある文字(半濁音)の点字のしくみの一覧表はこちらから [PDFファイル/314KB]
             ・小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」が付く文字(拗音)の点字のしくみの一覧表はこちら [PDFファイル/292KB]
             ・濁った文字(拗濁音・拗半濁音)の点字のしくみの一覧表はこちらから [PDFファイル/240KB]
             では、次の点字を読んでみましょう。

               (問題1)
                tenjiquiz

               (問題2)
                dokusyo

               (問題3)
                bariafree


               こたえ、(問題1)「おおさかふ」、(問題2)「どくしょ」、(問題3)「ばりあふりー」 でした。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ

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