その香り、困っている人がいるかも?(香りへの配慮をお願いします)

更新日:2022年3月7日

柔軟剤や芳香剤等の香りに触れることによって頭痛や吐き気などがする、といった相談が寄せられています。
このような症状は、本態性多種化学物質過敏状態、いわゆる化学物質過敏症とも言われており、これまで国の機関でも様々な調査研究が行われていますが、病態や発症の仕組み等未解明な部分が多くあり、治療方法なども確立されていません。
使用している人にとって心地よい香りでも、その香りを不快に感じる人がいることをご理解願います。

症状例

頭痛、めまい、吐き気、かゆみ、下痢、動悸、倦怠感、疲労感など、人によっては症状は様々です。
また、上記以外の症状を発症する人もいます。

症状を誘発させるもの

柔軟剤、芳香剤、シャンプー、リンス、整髪剤などの日常品や、農薬、自動車等の排気ガス、殺虫剤等の香り
(この他にも症状を誘発させる香りもあります)

香りへの配慮をお願いします

  • 香りの強さの感じ方には個人差があります。
  • 柔軟剤や芳香剤など、香りを発するものをお使いの際には、使用料の目安などを参考に、周囲の方にもご配慮いただきながらお使いください。

(消費者庁ウェブサイト:その他(消費者安全)のページ内「その香り困っている人がいるかも?」)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/other/≪啓発ポスター≫

(環境省ウェブサイト:環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究(「本態性多種化学物質過敏状態」に関する研究を含む))
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/mcs/mcs.html

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室地域保健課 疾病対策・援護グループ

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