1 制度の概要
2 評価項目・基準
3 事業評価結果公表
4 事業紹介
助成事業の評価にあたっては、助成を受けて実施された事業がどのような成果を上げ、社会にどのような影響を与えたかについて(1)助成団体(2)事務局(3)第三者(大阪府地域福祉推進審議会福祉基金運営分科会(以下、「分科会」という。)がそれぞれ助成した事業について評価を行い、 その最終評価結果について広く公表することにより、寄附者に対する説明責任を果たすとともに、助成事業の一層の透明化を図ることを目的としています。
『自己評価の実施』 :助成団体により自己評価を実施します。
↓
『事業評価の実施』 :事務局において所見を作成し、分科会委員による事前評価を実施します。
評価にあたっては、事業実績報告書・自己評価・事務局所見を基に事業評価(案)を策定(適宜ヒアリングを実施)します。
↓
『事業評価の審査』 :分科会において助成団体がプレゼンを行い、事業評価(案)について最終審議を行います。
※活動費助成については、事業完了報告書により、予定どおりの「効果」「成果」を確認し、分科会にて報告・承認。
・全ての助成事業について(S・A・B・C・D)の5段階で評価をおこないます。
・事業評価の結果については、全ての助成事業の総合評価(S・A・B・C・D)を大阪府ホームページで公表します。
・事業の総合評価がS・Aとなった助成事業については、『特に優れた事業』として、その事業内容を大阪府ホームページで紹介します。
・総合評価がDの場合は、以降3年間は助成金の申請をおこなうことができません。
(1)事業評価については以下の評価項目1から6についてA・B・C・Dの4段階で評価をおこないます。
評価項目 | 評価の視点 | |
---|---|---|
事業実施プロセス | 1 実施体制 | ・十分な実施体制により事業を遂行できたか。 ・有効性、実効性のある関係者等との連携・協働ができたか。 |
2 プロセス | ・費用対効果の高い効果的、効率的な手法により実施できたか。 ・事業の利用者等の評価を確認し、継続的な改善に結び付けているか。 | |
3 継続性・発展性 | ・事業終了後の継続を視野に入れた実施体制を整えているか。 また、継続する事業について発展性のあるものとなっているか。 | |
事業成果 | 4 アウトプット | ・計画どおりに事業が実施され、予定どおりの実績が得られたか。 ・予定していた量的な指標を達成できたか。 |
5 アウトカム | ・利用者等のニーズを満たし、事業目的に照らした成果が得られたか。 ・寄附者の満足を得られるものであったか。 | |
6 インパクト | ・事業の成果が地域や社会へどのようなインパクトを与えたか、または与えると想定されるか。 |
評価基準(総合評価) | 評価指標 | 備考 |
S | 非常に高く評価できるもの | 特に優れた事業として事業内容をHPで公表 |
A | 高く評価できるもの | 特に優れた事業として事業内容をHPで公表 |
B | 一定の水準にあるが一部課題のあるもの | 評価結果のみ公表 |
C | 一定の水準にあるがかなり課題のあるもの | 評価結果のみ公表 |
D | 全般的に多く課題のあるもの | 以降3年間助成金の申請不可 |
このページの作成所属
福祉部 地域福祉推進室地域福祉課 調整グループ
ここまで本文です。